愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 91

【ホイールクランプの改良】(2008/02/10)

 ホイールクランプがとても安定して車体を自立させる事が出来る事は、前の記事に書いたとおりであるが、
このクランプから車体を離脱させるときは、少しコツが必要で、したのシーソーのような部分を踏むのである。
しかし、このぶぶんを踏むのが難しく、何とか改良する事にした。
改良案は簡単で、踏む部分を脇に溶接で作れば良いだけである。
そこで少し前に中古購入したホーム溶接機で、アングル材を溶接する事にした。

まず、本体側の塗装を部分的に剥がしてから、アングル材を点付けで仮止めするのだ・・が、出来ない。(おい!)
なにしろ溶接などは30年ぶりにやるわけで、それもプァなホーム溶接機では出力が思うように出ない。
何度かやって、どうにか片側溶接できたと思ったら、持ち上げたら外れてしまった。
仕方なく、部材を外してサンダーで磨いて再び溶接..ダメ! もう一度..ダメ!
疲れてきたし、姿勢がしゃがんだ姿勢で私には一番辛い..腰が痛い。

そこで方法を変えて、まず母材と部材をハンドリベットで止めてしまう事にした。
こうすれば、固定されるので仮止め無しに溶接に入る事が出来る。
リベットは4.8ミリのアルミを二本打ち込んで固定した。(これだけでもかなり丈夫)
そしていきなり溶接!..バチバチッ! お〜っ 何とか固定できてきたが先が長い。
それにしても、ホーム溶接機では、なかなか上手に出来ない..溶棒が張り付いてばかり。

そこに..裏から「溶接してるの?」と斜め隣のKさんが声を掛けてきてフェンスを越えてやってきた。(^^;
私 :「うまくできなくて・・溶接機が小さすぎるのかな。」
K氏:「でも、留まってるじゃん..どれどれ。」
というわけで、選手交代でK氏が溶接の篭手を握ってバチバチやってます。
ちなみにK氏は溶接も仕事でやる人ですので、私とは同じ溶接機でも技が違います。
で..何度かやっていたのですが..
K氏:「力無いな..でもアークが飛べば溶接できるけど稼働率が5%だから低すぎる。」
私 :「えっ?」
K氏:「単純に考えて1分間で使える時間が3秒って事。」
私 :「なにそれ..それじゃ溶接できないじゃんか。」
K氏:「それほど単純でもないけど..うちの溶接機のが少しまともだから、うちのでやってみよう。」
というわけで..斜隣りのKさん宅に持っていって、バチバチと溶接をしてもらいました。(^^;

まず溶接位置の塗装を剥がす。 何度かやったけど..ダメ..またダメ。
作戦を変えて先にハンドリベッターで固定する。 しかし..いきなり斜隣のプロが登場して解決。

というわけで..お礼を言って戻り、早速組み立てて試してみました。
改良前は、踏む所が無いので恐る恐るタイヤがはまってる部分を踏んだりしたのですが不安定で怖かった。
しかし!踏む部分ができた事で、しっかり体重を乗せる事が出来るようになり軽い浮力で車体を離脱させる事が出来る。
これは本当に威力があり、ホイールクランプは全てこういう形状にする方が正解です。
いままでは、車体を入れるのは良かったのですが、離脱させるのが辛かったのですが、これで楽になりました。
こういう道具は、なにしろ操作が楽な物を使います。
さて..大満足で何度か入れたり出したりして..強度も十分な事を確認できたので、仕上げます。
溶接して塗装は完全に剥がれてしまっているので、赤のスプレーを軽く吹いておきました。

全然違う!これだけですごく使いやすい。 塗装して完成!大成功。

【水溜りをなくせ!】(2008/02/10)

 ず〜っと気になっていたのが、このバイク車庫の前の水溜り..。
まぁ、自分で生コンを注文して打設したので中央部が痩せてしまっているのである。(下手)
最近、100円均一に行ったらコンクリートカッターの刃を700円で売っていたので購入しておいた。
それで一番水が溜まる部分から外側に溝を掘ることにしたのである。
結構きつい作業であったが、なんとか雨水を排水出来るほどの深さの溝が完成した。
これで雨の翌日でも車庫の前に水溜りはできないだろう..たぶん。

こんな感じで水溜りが出来る。 100均のコンクリートカッターの刃を装着!
溝掘り作業・・はつり作業を繰り返して完成! 水を流してテストして・・OK.

2008/02/10

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