愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 89

【ホイールクランプ】(2008/01/17到着)

モリワキ手曲げを付けるという事は、センタースタンドを諦めるという事である。
これはハッキリ言って整備性という観点からそうとナマイナスなのだが..仕方が無い。
私もノーマルの方が好みなのだが..あの広いオクターブのエクゾーストノート、エンジンを抱える四本のエキパイ、
そして取り回しの軽さと引き換えにセンタースタンドを諦めているのである。
いずれはノーマルに戻すのだが、今しばらくはモリワキで走りたいのである。

というわけで..センタースタンドの代用について常に頭を悩ませていたのである。
リアのレーシングスタンドは有るのだが、ひとりでレーシングスタンドを使うのは少し面倒なのである。
要するに私としては、リアを上げたいのではなくて、車体を直立させたいだけなのである。
車体が傾いているのと直立しているのでは整備や掃除の手間が格段に違うのである。

以前から「フロント ホイール クランプ」という物に目を付けていたのだが..
値段も一万円を上回って、簡単に手が出ない19インチは不可!という物ばかり。
仕方なくレーシングスタンドを使っていたのであるが..昨年、腰を患ってスタンドを上げるのが辛いときがあった。
そこで..「まず、レーシングスタンドをローラー付きのに換えよう!」と思い立ち、オークションで購入。
それが以外にも安く購入できた事に気を良くして、さらにホイールクランプもダメ元で購入してしまった。
というのも..この時は年末調整が戻ってきたのと、使えなかったら転売できる目算があったのである。

数日経って、大きな箱でスタンドとクランプが到着した。
一番の心配はリアのスタンドよりも高価だったフロントのクランプが使えるかであった。
そこで、夜にもかかわらず夕食前に仮に組み立てて、試してみるが..上手く乗らない。
なんどか試していると、どうやら「コツ」があるようで、コツが掴めたらスッと乗っていった。
フロントのホイールクランプの威力は絶大で、心配していた19インチでもしっかりと固定される。
固定されると、センタースタンドよりも安定性が高く、ちょうど..頭を押さえられたように動かなくなる。
というわけで..19インチでも使える事で一安心、そして安定性に驚いたのであった。
後で書くが、リアスタンドとの併用が出来ないのだが、この状態からならジャッキアップが可能である。
そういう可能性が広いことからも、このクランプは正解と言えるものである。

これがホイールクランプというものである。 このように前輪を載せて固定する。
かなりしっかりと固定されるので微動だにしない。 車体が万が一にも戻らないようにピンがある。

【リアの誤算・・】(2008/01/20)

リアのレーシングスタンドはローラー付きにしたので、フロントがクランプされていても簡単に上がると思っていた。
しかし..何度やっても、どんなに体重を乗せても、まったく車体が微動だにしなかった!
さらに今までどおりに横から上げようとやってみたが..ローラー付が逆に仇になってしまった。
いろいろ試してわかった事は..「前のクランプと後のリフターは併用できない」という結論に達した。
それなら..今回買ったローラー付リフターよりも、以前からのアストロ製リフターの方が使い易く頑丈である。
というわけで、まさかの「リアの方が使えない」という本末転倒的な結末になったのである。

ローラー付スタンドはフラフラで大失敗! 既存のスタンドを使う事にした。

【ブレーキの洗浄】(2008/01/20)

昨年から腰が痛いとか、最近は寒いやら忙しいやらで、すっかりバイクは休みになってしまった。
その為か、フロントブレーキの動きが悪いので、簡単にキャリパー周りだけでもクリーナーで洗浄しておいた。
これで数ヶ月は大丈夫だろうと思うが、ブレーキオイルもそろそろ交換時期なので、春にはちゃんと整備をしたい。

【少し便利にする小物】(2008/01/20)

下の画像の「木片×3」は何かというと..再度スタンドの下に入れると、車体の角度がかなり起きるのである。
どうするのかというと、上の後のスタンドを立てるときに車体を出来るだけ直立に近づける小道具である。
ごく詰まらない物であるが..これの威力は大きく、スタンドを上げるのが楽になった。
今までは思いつかなかった(頭の片隅にはあったと思う)が、今日はとことんスタンドを考えたので思いついて作成した。

前後でも以外とコンパクトにまとまる。 整備後近くの農道を快走!後は相模灘です。
既存のリアスタンドを便利に使う為の魔法の木片。(笑) これで車体はかなり直立するのでリアスタンドを立て易い。

2008/01/20

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