愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 80

【ユーザー車検をやってみよう・・かな。】

車検が近づいてくるにつれて、今年は自分で車検を通してみたい!..と思うようになってきたのだが、
四月の初旬に体調を崩してしまい、どうしようか考えていたのだが、四月末には回復してきたのでユーザー車検を
やってみる事に決めて、インターネットから車検の予約を四月の末に取って置いた。

【車検の準備】

といっても..わたしのバイクは常に整備されているので、改めて整備する必要はないのだが、
車体周りをグルッと一回りして、チェーンの注油や空気圧などの基本事項は再度チェックする。
それで、点検整備簿に整備状況を記載しておく事にした。

【車検当日】

ゴールデンウィークの直前に車検の予約を入れてある(4/27)ので、一日早く連休に入って車検日に当てる。
検査の予約は第三ラウンドなので12:45より受付、13:00より検査開始となっている。
というわけで..10:30に自宅を出発し平塚の湘南検査事務所に向った。
車検場に到着したのが11時過ぎで、まず光軸を調整しなければならないので、車検場の前にある予備車検場で
光軸調整と自賠責保険に加入する事にした。 自信があれば光軸の調整は自分でやればいいのだけど、
私はユーザー車検初体験だし、一発で通過させたいので、予備車検場を利用したのだが、これは大正解である。

さて..光軸調整と自賠責保険加入を済ませて、車検場に行ってみるけど..さっぱり勝手が分からない。
似たような窓口ばかりなので、とりあえず手が空いてる係員に教えてもらおうとしたら、
『なんだ、素人かよ!』と言わんばかりの口ぶり(顔には思いっきり書いてあった)で案内を教えてくれた。(-_-;
こういう係員に会うと、初心者は場違いに少し萎縮してしまうのだが、私は役人慣れしているので気にしない。
なにしろ、毎日この手続きの数十倍も複雑な書類を作って官公庁に提出したり折衝しているのである。
で..『たかが車検の書類じゃねぇ〜か! 許認可の書類に比べりゃ楽勝だぜ!』と内心思うことにした。
この手の官公庁は、まず書類の作り方と提出場所さえ分かれば、案外と単純な流れ作業なのである。
というわけで..案内にしたがい、別棟に行って書類を購入し、印紙も購入して記入を開始する。
記入方法は「例」が出ているので、読めば誰でもわかるが..読まなくても大体はわかる。

栄和自動車予備車検場 湘南車検場(平塚)に入場..少し緊張してます。
   
車検場の入り口付近から見ると、左側が受付/書類などを行う棟で、右側が検査ライン。

そうこうしている内に昼休みに入ったので、ゆっくりと書類を点検して間違いが無いか確認する。
書類に間違えが無ければ、車検の建物に行って車検場の様子を観察する。
第三ラウンドの書類の受付は12:45に開始されるので、一番に書類を提出して検査コースに向う。
湘南車検場の二輪車検査コースは「00番」という、一番左端の狭苦しいコースである。
検査コースに行くとしばらくして検査官がテストハンマーと巻尺を持って出てきた。

検査官は、私のバイクを小突く事も無く「変更は無いですね..ウィンカー、ブレーキランプ、ハイ結構です。」
というだけで、前に進むように指示された。
前に進むと「BSテスター」なるものありまして、スピードメーター・前ブレーキ・後ブレーキ・ヘッドライトと進みます。
実際には「ブレーキを踏んでください」とか「ニュートラルにしてください」などの、デジタル表示の指示が出てくるので
その指示に従って操作すれば、特に間違えることは無く、私のは全て「○」が一発で出て問題なく通過した。
テスターによる検査が終了したら、ライン最後にある記録機に用紙を差し込めば自動的に記載される。
記載された記録用紙を係官に渡すと、一通り書類チェックをして印が押されて検査が完了する。
印が押された検査用紙を持って車検証の発行窓口に提出すると新しい車検証とステッカーがもらえる。
・・と、ただこれだけの事である。

検査ライン全景 二輪車用の検査ライン
無事に検査完了! 新しい車検証とステッカーが交付されました。
【さて、いくらかかったの?】

・自賠責保険:20240円 ・光軸調整:2000円 ・検査用紙一式:25円 ・重量税:5000円 ・検査印紙:1400円で、
合計28665円であったので、代行車検に頼むよりも10000円近く安く上がった。(^^
まぁ..何よりも、自分のバイクの公的な世話を自分でやる事が出来たという事が嬉しく感じたのである。

帰路、ガス欠でリザーブになったのでセルフのガソリンスタンドでガソリンを入れる。
普段はレギュラーなのだが、今日は奮発してハイオクタンを満タンにしてやった。

2007/04/27

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