愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 72
【IXL添加(その後)】

IXLは添加後100キロ以上で定着が行われるので、年末に少しでも距離を伸ばしておこうと走る事にした。
車庫から引き出してエンジンを始動すると、冷えてるにもかかわらず案外とすんなり始動した。
バッテリーが弱っているのと、昨晩からの冷え込みで始動は少し苦しいと思ったのだが予想が外れた。
暖機運転をすると、確かにエンジンの騒音は減少したように感じるが、基本的な騒音元は残っている。
寒いので山の方面はやめて、近くを50キロほど走らせることにして出発した。
走行感は確かに滑らかで、走行10キロまでの暖気走行でもエンジン騒音も減少している。
でも..正直いって、もっとエンジン音は小さくなってくれる事を期待していたので、少しガッカリしながら走る。

R1に出ると、なんと素晴らしい「大渋滞」..真鶴方面に行こうと思っていたのだが、反転して大磯に向かう。
途中から西湘バイパスに乗ってエンジンを回してみると..お〜っ!いい感じでパワーが上がってくる。
この走行感は圧縮が上がってきた感じとでも言えばいいのか、グッとトルクが乗ってくる感じです。
エンジン全体のパワーロスが少なくなったのか、レスポンスもよくビュンビュン回ります。
ミッションの入りも軽く、クラッチ周りの騒音は全く気になりません..というか忘れてた。

西湘バイパスを大磯で降りて久しぶりに湘南平に行ってみる事にしました。
ここはたしか..幼稚園か小学生のときに遠足で来た憶えがある懐かしい所です。
レストハウスは新しく立て替えられて小奇麗になっており、屋上は展望台になっていて素晴らしいパノラマが見れます。
ここは、下界?から100mほどしか上がっていないのですが、なぜか..缶コーヒーが130円なんです。
丹沢の奥地でも、箱根でも缶コーヒーは120円なのに、少し納得がいきません。

さて、湘南平を後にしてグルグル走り回るのですが、どうしても気になるのがエンジン音です。
確かに調子よさそうな音で回っているのですが、耳に付く騒音は以前の-20%程度とあまり変化無い気がします。
ただ、音の質は角が取れたまろやかな軽い感じの音に変化しているので、確かにIXL効果はある事がわかります。
でも..やっぱり、もう少し静かになってもらいたいと思うのが正直なところです。

久しぶりに訪れた湘南平

展望台から見た湘南平園地

【マフラーの締付け】

「う〜ん..やっぱりバルブ周りの音だろうか?」と帰宅途中に考えながら走行します..。
家に無事帰宅して、エンジンの音を観察してみると、やはりヘッド周辺が音源のようです。(当然ですけど)
さらに良く聞くと、マフラー自体が共鳴して4本全体から音がしている感じです。
そこで、フッ..と心に浮かんだ事がありました。
「たしか..マフラーの締付けは700kg/mでやってある(vol59参照)から、規定トルクで締めてみようか。」
そこでマニュアルを見てマフラースダッドの締付けトルクを確認すると800〜1200kg/mとなっていました。
早速トルクレンチを持ち出して、900kg/mで一度締めて、さらに1000kg/mで二度締めを行いました。
締めていて感じたのですが、なにか緩んでいるような感じがするほど締まります。
モリワキを取り付ける際は700kg/mで締めたのですが、緩んだのかもしれません。

まぁ正直マフラー締めた程度では変化はないのですが、少し近くを走ってみる事にしました。
すると..気にしていたエンジン騒音が半分以下になっていました。(驚)
要するに、マフラーの締込みが甘かったようです。(でも、根本的にはエンジン騒音ですけどね)
私は20年も前にマフラースタッドを折ってえらい目にあって以来、このボルトは緩く締めてますが緩すぎたようです。
ノーマルの場合はマフラーが二重管の上に精度が高いので緩くても共鳴する事はありませんが、
モリワキのような、ごく薄いマフラーで純正以下の精度の場合はしっかり取り付けないとダメですね。

そんなわけで..走っていてもエンジンのヘッド周りのカシャカシャという騒音(機械音)はありますが、
エンジン音が特に気になるという事は、ほとんど無くなって納得いく程度の騒音になりました。
これ以上音を下げるにはノーマルマフラーに戻さなくてはダメなようです。
やはり肉厚の薄いモリワキでは、ノーマルのような二重管の静寂性は得られません。
エンジン音が静かになるとIXLの効果の確認も容易で、エンジン騒音全体が低くなっていると感じました。
そんな訳で..近所を一回りするはずが、調子がいいので20キロ程度も走ってしまいました。

【車庫整理】

寒い中を走ってきたので、少し暖かいものを飲んでから、車庫の中を少し整理します。
私のFは庭にある専用倉庫をねぐらにしており、中には工具やらオイルやらパーツなどが入っています。
ガレージハウス持ちの方から見れば正直狭くて安っぽいのですが、ちゃんと雨露・寒さをしのげます。
先日ペール缶のオイルを買ったので、劣化を最小限に防ぐ為に大型コンテナを買ってきました。
倉庫に中は夏は高温になるので、さらにコンテナに入れて温度変化を小さくする事で変質を防ごうと考えました。
この大型コンテナのおかげで、少し雑多になっていたケミカル類もすっきりとまとまり居心地良くなりました。

 

マフラースダッドを規定トルクで締込み。

愛車の車庫を整理(狭いけど居心地はいい)

 

2006/12/29

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