愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 65
【キャリパマウントの整備】

ツーリングに行った際に左右のディスクプレートの温度に差があるのに気が付いた。
このバイクの場合、フローティングしてるのはプレートではなくキャリパーの方で、キャリパシャフトとキャリパマウントの
カラーが固着するか、動きが渋くなるとこういう現象が起きる事は25年の経験上わかっている。
そこで、カラー部のグリスアップとブレーキのクリーニングを行う事にした。
整備自体は単純で、キャリパシャフトとキャリパマウントのを外してカラーを引き抜きグリスアップをするだけである。

走り出してすぐにわかるのは、発進時にフロントがクッと上がる事である。
ディスクプレートの引き摺りが無くなって軽くなった為だろう。
ブレーキのタッチも良くなり、握り込みと開放を繰り返してみても、クッ、クッ!という感じでノーズが反応する。
このブレーキのキャリパーフローティング部というのは、かなり走行感に影響する所である。
今回はブーツの交換は行わなかったが、ブーツが古くなっているのでパーツ発注しておく事にして、
次回の整備時に再グリスアップと一緒に交換する事にする。

フロントブレーキを分解。

カラー部をグリスアップする。

キャリパマウントネジの洗浄とグリスアップ マウントネジにはネジロックを塗布すると安全。
リアも整備する。 グリス固着を起こしている..剥がしてグリスアップ。
   

2006/08/12

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