愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 42

【腰上の整備 Part 6】(5月3日)

今日は、いよいよエンジンが車体に戻る日である。v(^_^)
朝食後に早速作業を始めようとしたのだが..作業をしている場所のそばにある梅の木に虫が湧いてしまって..
急遽、梅の木を消毒する事になり、作業は消毒が終わってから開始する事になった。

最初にエンジンを積む前に、再度シム点検をして1枚シムを入れ替えた。
作業もれが無かったか再三確認をしてシリンダーヘッドを仮止めする。
エンジン単体の姿を見るのも、これが最後である。(なにか感無量・・)

下の台車のブロックをジャッキに交換しエンジンを車体に寄せて行きリフトアップする。
エンジンを外すときよりも、搭載するときの方が難しく、ボルト位置に寄せていくのにかなり時間が掛かった。
最初にエンジン後部のボルトを一本でも入れてしまえば、後は案外とすんなり位置が決まってくる。
ジャッキのリフトを変えて、エンジンハンガーを取り付けてボルトを仮止めする。
全部のボルトが入ったら決まりやすいボルトから締め込んでエンジンを固定する。(まだ仮止め)
エンジン全体の納まり状態とカラーの入れ忘れが無いか、ボルト間違いが無いかを確認しボルトを締める。
そして..エンジン架台を下げて抜き取る。

次に苦労して外したドリブンギアを取り付けるのだが、ギア周りが汚れていたので丁寧に掃除する。
チェーンを掛けてリアブレーキを利かせて、ギアが空回りしないようにして規定トルクで絞め込む。
取り外したパーツを組み込んで、ドアライブギアカバーを閉じる。
チェーンを規定量で張って調整する(マフラーが無いのでやりやすい)
チェンカバーなどを取り付けて、チェン周りを完成させる。

次に外してあったオイルクーラーを取り付け、エンジンオイルを入れられる状態にする。
エンジンオイルは、シリンダーヘッドカバーを閉じる直前に入れる事にしておく。
次にキャブレターの取り付けを行なうのだが、マニホールドインシュレーターがひび割れていたので、
中古の物で状態の良い物と交換する事にしたのだが..これがかな硬く、キャブレターを入れるのに一苦労した。
なんとか規定位置までキャブレターを押し込んで、バンドを締めて固定しワイヤーを接続した。
この日の作業は、ここまでで、なんとかバイクらしい姿に戻った。

エンジンを載せる前に、やり残した事が
無いかをしつこいほどチェックする。
カムシャフトの向き、タイミング位置は
必ず最終チェックする!(しつこい)
 
載せる前に、エンジン単体を良く眺める。
自分が整備したエンジンが..ここにある。
ちゃんと動くように..祈る事を忘れずに!(^^;
 
苦労して外したドリブンギア部分。
汚れていたのできれいに掃除しておく。
ブロックを取り去って、ジャッキに交換。
いよいよ、エンジン搭載準備完了。(^^
3本のジャッキの位置関係。
これで縦横に調整する事が出来る。
 
搭載途中は一生懸命で..画像なし。(^^;
これは位置決めをしている真っ最中。
 
位置が決まったらボルトとハンガー類は
仮止めしておき、締めるのは最後である。
 

ボルトを全て規定トルクで締め付けて完了。
 

長いことエンジンを支えていた架台を抜きます。
ようやくフレームに戻る事が出来たエンジン君。
エアクリーナーボックスを取り付ける。

キャブレターを取り付けます。
このエンジンでやりにくい部分です。
 

2005年05月08日

inserted by FC2 system