愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 4

  今回は花さかG処理したガソリンタンクの仕上げと、
前後アクスルシャフトの整備が主な課題である。

土曜日は天気が悪かったので、前後のアクスルシャフト周りを分解清掃することにした。
まずリア周りを外して、ホイルのゴムダンパー周りをクリーニングした。
そのときベアリングの状態を確認したが、さすがに屋内保管されているので、
まったく問題なくきれいなままであった。
周辺パーツを洗浄し組み付けを行う際に、マルゾッキのリアサスペンションを
ノーマルのサスペンションに戻した。 ノーマルサスペンションは、このCB750Fを
購入して短い期間しか使わなかったこともありきれいな状態である。
次に前輪側を分解してシャフトにグリスを塗り、再組み立てを行った。
この日は力作業が多かったので、この程度で疲れてしまったので、残りは翌日に回した。

翌日..好天。気温も高くなり、タンクの水洗いを行うにはうってつけの天候となった。
早速ガソリンタンクの中を確認すると、おお〜!きれいなマット面に仕上がってます。
この処理液は再利用が可能なので適当なフィルタで濾してポリタンクに取っておきます。
空になったタンクに水をガンガン入れて水洗いして..
残った花さかGをお湯に溶かして注入して攪拌します。
この液は、リンスのような役目なので抜いてしまいます。(これも取っておきます)
後はタンクの内部を乾燥させるだけなので、タンク内の処理液を切って放っておきます。

さて..タンクの処理も終わったので、エンジンでも掛けてみる事にして、
補助タンクからガソリンを送ったら..
うげげ!ガソリンがみんなキャブから漏れてます..これには参りました。
どうやらフロートバルブが貼り付いてしまっているようです。
エンジンの始動は諦めて、急遽キャブレターを分解することにしました。
実は..キャブレターは「ヤバい」と思っていたので、見て見ぬふりをしていたのです。
でも、こうなると、もはや分解清掃しかありません。
早速キャブレターを取り外し、フロート室を見てみると〜..
やっぱり、錆の粉が底に溜まっています。
これでは目詰まりして、キャブがうまく動かないでしょう。
しかしフロートバルブは案外ときれいな状態にみえます。
しかし、それは見た目だけで実際には使えません。
今週にはこの部分の部品も発注しておくことにして、フロート室内の洗浄を行い、
コンプレッサーで軽く吹いておきました。
次回の整備はGWの集中整備で、現在分解してあるブレーキとキャブレターを
組み立て、エンジンを始動させる事にします。

さて..
整備とは別に、オークションでCB750FA(シルバー)の中古ガソリンタンクを落札した。
落札料金と送料と振り込み手数料を入れて約7500円である。
タンク内に錆があるそうなので、それは今回保存しておいたタンククリーナー液を
再利用することにする。 しかし、タンクの色は自分のBOLDOR2カラーには
合わないし、痛んでいるようなので自家塗装する予定である。
まぁこれは半分自分の楽しみで行うことで、タンクの色は赤/白以外は使えないが、
ラインは少し変えてオリジナルタンクを作ってみようかと考えているところである。

ノーマルショックに戻した。
少し貧弱だけど乗り心地は良好。
 

クリーニングされたリアアクスル
 

フロート室を分解されたキャブ。
フロートには細かいサビが
蓄積して、動きも少々硬い感じ。

 

2003年04月14日

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