愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 35

【オイル交換と諸整備】

来月車検に出す予定なのでオイル交換を兼ねて、普段気になっている細かい部分の整備を行う事にした。
昨年の12月にオイルクーラーを取付けたのだが、実はオイルバイパスボディとクーラー取り出し口の連結Oリングを
入れるのを忘れていた事に気が付き、気になっていたので今回、再度分解して取り付けることにした。
私は、どう〜も、こういう小さい部分が気になる性格である。(別に細かい人間じゃないけど。(^^; )
まぁ..有るべき所に、有るべき物が無いというのが嫌なのである。

それと、オイルクーラーを装着して、オイルを入れる際に、チェンジペダル回りにオイルをこぼしてしまったので、
一度スプロケットカバーを外して清掃しておく必要があるので、それも今回行うことにした。
さらに..パルサージェネレーター(点火系)のチェックもする事にした。
パルサージェネレーターは、もう相当長い間、開けた事がない。
ワンウェイクラッチの動作もついでに確認しておく事にする。さらに..フロントフォークオイルの交換をする。
前回交換したのは2年ほど前で、交換後7000キロを走っているので、交換したほうがいいだろう。

というわけで..やってみよ〜!..((;^^)/
 

まず、オイルを抜く..思いっきり汚い!
オイル交換をサボっていたからな〜..反省。
マフラーを外して、オイルパンも外す。
12月に取付けたばかりなので、ガスケットの
固着もなく、きれいに外れました。
 
これが、前回の作業で抜けていたOリング。
無くても問題は無いだろうけど、オイル圧力に
若干の変化があるかもしれない部品である。
ストレーナーもきれいにして取付けます。
ちゃんとOリングも付いてますよ。
私のエンジンは中も結構きれいです。
 
オイルパンガスケットは当然新品に交換。
規定トルクで交互に締め付けて完成。
マフラーガスケットも新品に交換する。
このガスケットは曲がって入りやすいので、
シールドライバーで少し入れておく事にした。

それにしても..
オイルをたくさん必要とするエンジンである。
ZXRなどは2.8リットル程度だったのに、
このエンジンはオイル交換でも3リットル。
総容量で4.5リットルと言うのにはあきれる。
まるで、乗用車並のオイル量である。

Oリングが入った事で、オイルクーラーへの
オイルラインは正常に戻った。
おそらく、オイルバイパスボディとクーラーの
取り出し口の隙間は1ミリていどなのだろうけど
その隙間から、オイルがオイルパンに
漏れていたというのが気に入らなかった。

オイルパンガスケットは過去のいきさつも
あるので、数枚確保してあったので
買い足す事は無かったが、マフラーガスケットは
これでなくなってしまったので、また買っておく
必要がありそうである。
 

トルクレンチで、まず500グラムで均等に締め、
再度1キログラムで締めこんで完成。
 
オイルはいつものホンダG2とうものを使用。
エフは総容量で4.5リットル、交換時3リットル。
だけど、今回はオイルパンを分解してるし、
オイルクーラー分を足すので3.3リットル
 
ドライブスプロケットとオイルポンプカバー。
オイルの注入口から垂れてしまったオイルが付着していたので拭き取った。

私の車体は「O&T」のバックステップが付いているのであるが、これが整備上邪魔になる。
このスプロケットカバーを外すのに、エンジンマウントボルトを外して、マフラーボルトを
外してステップホルダーを回転させなければ外す事が出来ない。

まぁ..スプロケットカバーを外して中をちぇっくしてみたのだが、特に問題は無い。
スイングアームピボットから溢れ出たグリスの塊があったのでふき取っておいた。
ほかは案外ときれいな状態である。


 
パルサージェネレーターをチェック&清掃
上の画像は、エンジンが動いているのだが、
背面のワンウェイクラッチは停止している。
これが正常である。
 
新しいパッキンに交換する。
このパッキンは納まりにくいので、
液体シールで数ヶ所固定するとやりやすい。
取付けネジも新品に交換しておく。
パルサージェネレーター周りは問題なし。
 
フロントフォークオイルを交換する。
エアサスのキャップを外してびにーるで
カバーしておく。(なんか床屋みたい)
 
本当は上抜きなのだが、フォークドレンから
オイルを抜いて、シツコク上下させて抜き切る。
画像は抜けたオイル..恐ろしく汚い!
抜けた量より少なめに新しいオイルを入れる。
あとは油面をチェックしながら増やしていく。
それにしても..こんなに違うとは。
フォークオイルは2003年6月に交換してる。
それから7000キロ程度走行しているのだが、
さすがに汚くなっていた。

フォークオイルを交換しない方が多いようだが、
10000キロに一回は交換したほうが良い。
交換するとクッション性能が全然違う。
私のエフも今回交換する前は、
「まだ平気じゃないかな〜..」と思っていたが、
開けてビックリ!こんな状態でした。(^^;
交換した後は、動きが違いますね。

いままで何度も交換してきましたが、
どうも学習能力がなくて忘れてしまいます。
交換してから、「そういや..前回も」などと
思い出す始末です。トホホ..
 

油面が決まったら、スプリングを入れる。
自由長を確認すると..562ミリであった。
下限値が554ミリなので、まだ使える。
 
あとは外したパーツを元に戻して完成。
エアサスなので、加圧するのも忘れずに。
 
というわけで、今回の作業は完了です。(^^
午前中10時に初めて、午後5時半まで掛かりました。
本日は作業するだけで精一杯でした。

んで..エンジンの調子を確認しながら、少しガスが
濃い目なのでキャブレターのパイロットジェットを
調整しました。 パイロットジェットは、乗りながら
何度も調整するしかないようですね。

それにしても..毎回手の掛かるバイクです。
でも、手が掛かるから面白いとも言えます。
乗りっぱなしのバイクじゃ味気ないですから。
若いうちはそれで、いいのですが..
歳とって来ると、乗るのといじるのが半々になります。

まぁ..
お互い、良く知った仲なので、それで良いでしょう。

 

2005年03月26日

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