【工具を購入】
今年は2月末から3月初旬にかけて、ずいぶんと寒い日が続いた。
特に週末になると天気が崩れて、バイクに乗る機会も少なくなってしまった。
そんな中..シリンダーヘッドカバーの取り付けが無事に終了し、次の整備の準備を始めたのである。
次の整備は、約40000キロを走行したホイールベアリングの交換である。
それにしても..ずいぶんと長持ちする物で、まだしばらくは大丈夫のような気がするが、壊れる前に交換する事にする。
約二年前にタイヤを交換した際に、前輪のバランスが取りにくくなっていたので気になっていた。
んで..ショップに頼むか、自前で交換するか考えていたのだが..
ショップに頼んでも、前後でベアリング代とシールなどの交換を入れて20000円は取られる。
20000円掛かるなら、自分で専用の工具を買って整備できる事ができる。
自分で整備すれば、手元に工具が残り、自分には技術と知識と経験を残す事が出来る。
そんな訳で、交換方法をWEBで調べて、必要な工具をネット通販で購入する事にした、
まず..ベアリングを抜くための「ベアリングプーラー」が必要である。
フック型の安物もあるのだが、調べてみると華奢なようで役に立たないようである。
せっかく買うのだから、しっかりした物を手元に残す事にした。(10000円)
次に..ベアリングを打ち込む為の「ベアリングインストーラー(ドライバー)」が必要である。
これも、同じ通販ショップで3000円で購入した。
代用にソケットや水道管材などで打ち込む事が出来るらしいが、失敗したくないのでインストーラーを購入した。
そして..肝心のベアリングは、やはりネット通販で「NTN製 スペシャルベアリング」を購入した。
このベアリングは、純正と違いダブルサイドシールドでハウジングの両側がシールドされている。
さらに、ショップの方でグリスを二輪車に最適なグリスに入れ替えて、メーカーに発注した物である。
元々、この手のラジアルボールベアリングは、全て規格品なのでロット単位で、このような発注が出来るらしい。
最後に..純正部品のベアリングシールであるが、これは地元のレッドバロンに発注した。
5種類のシールを使うのだが、どうやらエフのシールは一部が欠品間近な物もあるよなので、後日追加発注した。
こうして、ベアリングを組み替えるための全てのパーツと工具が揃ったのである。
あとは、暖かくなるのを待って、のんびりと作業するだけである。
最近はエフの整備も、焦らずのんびりと楽しむようにしている。 |