愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 29

 

【タペット音が気になる】

2005年が明けて寒い日が続いているが、休みになると近場を少しだけでも走らせている。
エンジン自体は快調に回り不安は無いのだが、エンジンが完全に暖まるまでの数キロほどのエンジン音が気になる。
オイルクーラーをつけて以来、エンジン音は明らかに変化して、今までに比べると静かになった。
しかし、その分暖まるまでのタペット音が気になりだした。
エンジンが完全に暖まってしまえば、タペット音は静かになって快調そのものである。
そこで、今年は春先までにバルブクリアランス(シム調整)を行う事にする。
他に..特に気になることも無く快調に回っている。

今年の冬は、乗る距離も少なくバッテリー上がりが起きるのではないかと心配していた。
なんといっても、24年も前の車体なので、ジェネレーター(発電機)からの充電も弱っているはずである。
CB750Fのジェネレーターは、CB750Fのアキレス腱でトラブルが多い事で知られている。
しかし、まぁ..私のCB750Fに関して言えば、ブラシ交換をして以来、気にしていたバッテリー上がりも無く、
今年の冬も、ノンチャージで過ごせそうである。

まぁ..おそらく、ジェネレーターの不調を訴えるCB750Fは屋外でシート保管されている車体が多いのだと思う。
シート保管だと、金属に与える温度差が大きくて、金属の収縮率が大きいのは当然である。
ジェネレーターは、複数の金属から出来ているので、熱膨張・収縮の差で亀裂が入りやすいと考えている。
その温度差で生じた接合の亀裂から問題が生じてしまうのだろうと、勝手に解釈している。
そんな訳で..私のCB750Fは車庫内でエンジン回りに毛布を掛けて、全体はシートで覆ってある。
まぁそんな対策もあってか、今のところ冬の間でも、数クランキングでエンジンはきれいに爆発を始めるのである。

【トルクレンチ】

四方山話1月15日版で書いたのだが、プロトのトルクレンチが安かったので購入した。
これは、個人的にちょっと嬉しい買い物であった。
良いトルクレンチが無くても大半の整備は出来るのであるが、エンジン回りだけは別である。
信用できるトルクレンチが有れば、シリンダーヘッドはもとより、やる気になれば腰下まで整備できる。
こういう「可能性」を持たせてくれる工具は、少し高価でも購入するととても嬉しくなる。
よくよく考えると..現実にトルクレンチを使う整備は今のところ予定していない。
それよりも、CB750Fのエンジンを下ろせないから、シリンダーヘッドなどは分解できない。
でも..やろうと思えば、自分でもできるという安心感があるだけども満足である。

現実..1万円以上する高価な工具というのは、購入に踏み切れないのである。
私自身も4000円程度の中国製で我慢するつもりであったが、最終的にエンジンの調整を考えているので、
プロトのトルクレンチを奮発したのである。
ほんと..私の希望(というか夢)はエンジンを下ろして、自分で腰上を全部オーバーホールすることである。
トルクレンチは、その夢を実現させる「切符」のような..そんな気がしたのである。

【交換部品が高い!】

エンジン回りは代替パーツという物は無く、そのエンジン固有のパーツであるが、そのパーツが高い!
春先までにシム調整を考えているが、以前はシム一枚は250円であったのだが、今なら500円はするだろう。
ひょっとすると、600円くらいするかも..500円として16バルブなので8000円である。
それにガスケットや派ボルトパッキンなどを入れると、シム交換の部品代だけで12000円は必要である。
まぁ仕方ないけど、もっと部品が安くなれば手軽に日曜整備も出来るのだが..。
貧乏サラリーマンには、この程度のパーツ代でも結構こたえるのである。
またヤフオクで資金を稼いでおかないといけない..とほほ。

2005年01月23日

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