愛車CB750Fボルドール2の再起記録 vol 27

愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 27

 

【オイルクーラー付けてみて..】

オイルクーラーを再装着したので、一週間待って軽いツーリング(約100キロ)に出かけてみた。
12月ともなると寒いので着込んで出かけたのだが..手が寒い。
走り出して気が付くのは、ギアチェンジが軽い事である。
油圧が規定値になって低下した為だろう、ニュートラルから一速に入れる時でも、バタン!とならず軽く入る。
走行中も、ギアミスが無くなって軽いシフトで確実に入っている。

エンジンフィーリングは、回転が軽くなって感じで走行感が軽い。
エンジンのレスポンスも向上し、ス〜..と前に走っていく感じがする。
今までも、快調に回っていたのだが、エンジンの回転する感じが以前より軽くなっているのは確かである。
これも、油圧が減少したためだろう..各部の抵抗が少なくなった感じである。

反面..以前とは違ったエンジン音になっている。
古いエンジンなので、エンジンの騒音は大きいのだが、依然は「ガシャガシャ」だったのが「シャラシャラ」と変化した。
特に下りで、パワーを掛けていないときに感じるのである。
どちらのエンジン騒音も、カムチェーン系の感じがするが..こればかりは、古いエンジンなので仕方が無い。
エンジンの回転具合やレスポンスから、特に壊れるような感じは全く受けない。
オイルクーラー装着前よりは、エンジン音は確実に快調な音に変化しているのだが、少し気になったので、
帰宅してから、カムチェーンのテンショナーを調整しておいた。
おそらく変化は無いのだが、気分的にしっかり調整されていると安心なのである。

【バルブステムシールからのオイル滲み】

昨年..エフを復活させた際に、エキパイに少量のオイル滲みが確認できた。
バルブステムからの滲みで、長く寝かせてしまったので仕方ないと思っていたが、先日クーラーを付ける為に
エキパイを外して確認したところ、オイル滲みは全く無くなっていた。
それどころか、エキパイ内のカーボンもベッタリしたものではなくて、軽いカーボンが付着していただけだった。
どうやら..バルブステムシールは、まだ持ちそうな感じである。

オイル滲みは一番頭が痛い症状で、マフラーからの排気煙にも気を使っていたのだが、
どうやら取越し苦労で、煙を吐き出すまでには至ってなく、排気煙を気にする必要はなさそうである。
3番エキゾーストの、ヘリサートもガッチリ入っていて、問題なくエキパイを絞めていける。
この1年半ほど、心の隅っこに引っ掛かっていたバルブステムシールの問題は、こうしてカタがついた。

それにしても..今回のオイルクーラーの再装着は、いろいろと得る物があった。
エンジンの調子も知る事が出来て安心したし、走行フィーリングも良くなった。
余計な油圧が掛かってないと思うと、なにか安心して走る事が出来るようになった。
もちろん..古い車体なので、エンジン音がうるさいなどはあるが、エンジン全体としては調子は良い。
今は残念ながら寒いので長距離は乗れないが、長距離に行ってみたいと思っている。
まぁ..それくらいの調子ということである。

2004年12月19日

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