愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 25

  【メータパッキンの修理】(9/20)

今年は週末や祝日になると天候がイマイチ芳しくなくて遠くに出る機会が少ない。
そこで..少々気になっていたタコメーターのパッキンを修理する事にした。
パッキンといっても、メーターパネルインシュレーターである。
CB750Fのメーターは安物のメーターと違い一体構造にはなっておらず、
メーターカバーの中に密封のメーターが組み込んである。

修理するのは右側のエンジン回転計(タコメーター)である。
インシュレーターによってパネルにマウントされているのだが、取付が悪かったのか
インシュレーターが変形してグラグラになっていた。
純正部品を注文して交換すれば良いのだが、エフの純正部品は入りが悪い。
そこで、代替でウレタンチューブを買ってきて自作するのである。
買って来た高密ウレタンチューブは直径5ミリの物で、300円/mていどである。
似たようなものにバックアップ材があるが、これは変形しやすく弾性も落ちる。

作業自体は非常に簡単で、メーター取付けボルトを緩めて、ケーブルも外す。
メーターが浮いてくるので、古いパッキンを剥がしてきれいにする。
ウレタンチューブを適当な長さにカットして、メーターに巻きつける。
メーター側に少しだけ固定の接着剤を塗って二重に巻けば出来上がりである。
そして、接着剤が乾燥する前に、メーターを仮止めしてウレタンチューブの収まりを
修復して取り付けネジを締めれば出来上がりである。
たった、これだけの事でメーターは見事に納まって固定される。
見た目も、よほどエフに詳しい人が注意して見なければ分からないだろう。

【オイル食い】

私のCB750Fもかなり古くなってきて、古いエンジン特有のオイル食いとなってきた。
以前から「少し..オイルを食うな。」と感じていたのだが、夏場は特に食う。
もっとも..空冷四気筒エンジンは、水冷に対してオイルを食う。
それは仕方の無い事で、エンジン温度が常に高く、ウオータージャケットで
包まれていない為、エンジンの温度が常に変化するので、ピストンやシリンダーの
クリアランスが水冷エンジンに比べて大きい為だと聞いている。

その為..古いCB750ForeやZ750RSなどは、なかりオイルを食う事で知られている。
古くなれば、パーツの磨耗も手伝って、さらにオイル食いは激しくなる。
まして、夏場になればエンジン温度が高くなるので当然である。
私のエフのエンジンも冬場より夏場の方が、オイルの減りが早い。
特にオイルが漏れているとか、白煙を吐くとかは無いので必然減少である。
まぁ..23年前のエンジンなので、それほど神経質になることも無いだろう。
ただし、エンジンオイルのチェックはこまめに行わないといけない。

【マルゾッキのサスペンション】

「再起記録  vol 1」の画像を見ると、リアにマルゾッキのショックが付いている。
これは「再起記録  vol 4」でノーマルに戻されて、以来保管してきた。
このショックは、私には硬くて外したり付けたりしていたのだが、
この先..取付ける事は無さそうなので、オークションで売り払う事になった。
価格は希望額よりかなり上回って十分満足のいく金額であったが..
やはり愛用していたパーツを売るというのは少し寂しい気がするものである。
しかし、使わないで保管していても無駄であり、ショックは使われるのが本望だろう。
そんな訳で..先日、落札者の下に旅立って行ったのである。
最近エフに乗り始めた方らしいので、大切にしてもらえるだろう。

ウレタンチューブ(5ミリ径)

修理されたタコメーターパッキン
 

横から見る。
こちらは速度計。
まだ交換しなくてもOK。

2004年09月23日

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