愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 202

 

ついに70000キロに達した・・41年と4ケ月。

【車検と7万キロへの道のり】
 今回で何回目の車検になるのか? 昨年、秋に整備してあるので問題は全くないだろう。
車検予約は4月18日の第3ラウンドをWEBから予約しておいた。
前日にはバッテリーを充電して、車検当日の朝は灯火類を一通り確認しておく。
今回の車検も第3ラウンドなので午後1時からの開始なので、自宅を10時半に出発して平塚豊田に向かう。
車検場に入る前に車検場前の栄和予備車検場で自賠責保険を継続して、検査に支障ないか確認しておく。
まぁ、もちろんオレのボルさんは全く支障ない、メーターも正確、ヘッドライトの光量も十分すぎるほどある。

 と、いうわけで車検場に言って継続検査の手続きを行うのだが・・前回よりも手続きしやすい。
何が変わったのかわからないのだけど、受付が単純になっているのかもしれない。
受付が終わるまでに行く窓口が前より一つも少ない気がする、これだけでだいぶ違う。

車検当日、灯火類を確認する。

湘南車検場(空いてる)

 

 窓口で受け付けをすると・・「第2ラウンドに入れますけど、どうしますか?」と聞かれたので入れてもらった。
すぐに車検コースに車体を入れると、運よく並んでおらずスムースに入れたのだが・・
前方に「オレたちはプロ!専門家の慣れっこよ」みたいな態度の全国ショップの店員が二名、したり顔で横柄な態度。
それでコースが動き出して、そのプロが他人のバイクを乱暴に扱いながら検査を進めると・・メーターが不合格。
「ぷっ!さすがプロだな!」で、第二のプロはライト検査でも光軸がズレていて不合格。

 おれは少し慣れても、ど素人なので係員が付いてくれてすべてが一発で通過。(予備車検してるから当然)
車検コースから出て書類に押印をもらって、車検証を発行してもらう。
今回からは従来の車検証とは違う「電子車検証」というもののようだが・・カードとかではない。
小さなペーパー車検証の脇にチップが内蔵されているという、なんか中途半端な代物である。
そしてこれが中途半端な大きさなので扱いにくいのである。(下手に折り曲げる事が出来ない)

 車検証が早々発行されたので、少し早いけど持参した昼食をベンチで頬張りながら他の様子を見ていると・・
どうやら光軸ズレのプロの方は予備車検場で修正して合格、メーター不良のプロは見事な惨敗で撤収。
これには、もはや噴飯!さすが全国規模のショップ、真のプロの姿を拝ませていただきました。
それにしても、他人のバイクとはいえ「ギアを叩き込むような扱いはやめろよ。」と言いたい。
おまけに場内を1速全開で引っ張って移動する無理な走りもやめろや。  

 
  車検も終わって一休み。 ここで70000キロに達した。
 

 車検場で飯食ったし、今日は天気もいいので久しぶりにボルさんで箱根を回って戻ることにする。
走っていてなんとなくメーターを見ると「おっ!7万キロだ。」というわけで止まって写真を撮っておいた。
2008年の11月に5万キロに達して・・6万キロになったのはいつだったか忘れた。
それにしても7万キロとは古いバイクとしては頑張って走ったものだと我ながら感心してしまった。

 思い起こせば二十歳の冬に限定解除して、その足でこのバイクを買いに行って正月に納車された。
それ以来ずっと所有してきた。(途中、乗らなかったので車検は5月になったけど)
良い時もあったけど、悪い時もあった、総じて良い時の方が多く、このバイクのおかげでバイク人生は楽しかった。
最近ではさすがに大きくて重いので自分の体力の低下を感じてしまうようになった。
それでも買い替えようとは全く思っていない、ともかく走れなくても維持して無事にバイクの人生を終わらせたい。
ここまでくると事故は当然、転倒とか立ちゴケなどもできないオレにとってのお宝となってしまった。

箱根ビジターセンター駐車場にて パイロットランプボックス交換
 

 そんなわけで、久しぶりにR246を走って御殿場から箱根仙石原を抜けて戻ってきた。
乗って走らせている分には依然と全く遜色ないのだが、車体の引き回しとかは息が上がるぞ。(笑)

 全然話題が違うけどさ・・やっぱり、この年代までのバイクって、バイクらしく格好いいと思うんだよね。
それについて走りながら考えていたんだけど、タイや径と車体の長さと高さのバランスだと思う。(個人的に)
前にも書いたけど「車体は低くて細くて長い方がカッコイイ」と思うんだよね。
だけど「タイヤ径が小さいと車格が貧弱に見えてしまう」と思うんだ。
なんというか大きなチョロバイが走っているような感じがする。(個人的意見ですので)
昔のSS750とかGSX-750Sは細くて長くて重心が低い感じで格好いい、やっぱりバランスの問題だろうね。
だから・・メーカーは回顧車体から離れられずに今更シリーズを売っている。
それでもやっぱり昔の「本物」を超える事はできないんだよね。

     

 自宅に戻ってなんとなく「パイロットランプが暗いな」と思って確認すると・・ランプボックスが少し浮いていた。
このパイロットランプボックスはプラスチック製なので取り付けねじ部分が壊れやすい。(特に一番上の部分)
これは直すことができないので(やってやれない事はないけど・・)交換することにした。
パーツ保管ケースを探すと新品が一つあったので、それに交換しておく。
WEBで新品を探すと、意外にまだ出てくるので追加購入して補充しておいた。
さすがに次に交換する事は無いと思うけど・・安めのパーツはあるうちに買う、それが安心、鉄則である。

 さて、これでまた二年間乗ることができる、次に車検をとるとき・・オレは64歳だぜ。(大丈夫か?)

 
2022年11月13日
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