愛車CB750Fボルドール2の再起記録 vol 201 |
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このブレーキ・・洗浄の必要ないだろ。(前輪左側) |
【秋の整備2日目】
前日のオイル交換で改めてオイル量を確認したところ少し多い。
そこでオイルを少し抜くことにした。(はぁ〜〜疲れるなぁ。)
今回はドレンから抜くほどでもない(ドレンだと調整が難しい)のでエレメント内にある
オイルを抜くことで調整した。(エレメントの取付けも確認したかったので)
ボルさんの整備では、注意点はできるだけ画像で記録するようにしているが、
それでも後から考えると迷うことがある。
そういう場合は面倒でも必ず戻って確認している。(後で気なって眠れなくなる)
まぁ・・今回はエレメントを再分解して確認したが正確に組まれた事が確認出来た。
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エレメントを外してオイルを抜く。 |
少し気になった事を確認。 |
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さて、いよいよ最後の作業の「ブレーキ洗浄」である。
しばらくブレーキは放置していたので相当汚れが付着しているだろうと思って分解したら・・
前輪左右も後輪側も画像の通りで全くクリーンな状態と言っていいだろう。
しかし、動きが渋くなっていたのでブレーキキャリパーのスリーブはドライファストルブという
呉のPTFEスプレーを塗布しておいた。(フッ素系サラサラ)
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前輪右側 |
後輪側 |
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後輪ブレーキキャリパーを締めるときに問題が発生した。
正確には「問題の予兆」と言った方が正しいかな。
ボルさんのブレーキキャリパーは10ミリのピンボルトと8ミリのフランジボルトでブラケットに
固定されるのだが、8ミリのボルトを締めているときに違和感があった。
トルクレンチで2.5kgで取付けるのだが・・なにか軟らかいような言い様の無い違和感を感じた。
「これはまずい・・」と右手がレンチを戻してボルト無事に外れたので確認してみると・・
「こ、これは自らバカ締め番長ですかぁ!」やっちまいました。・・なわけないね。
何しろ締めているのはトルクレンチなのでバカ締めはやるはずがないのだが。
しかし、ボルトは「お前がバカ締めしたからだぞ!」と訴えている。
このボルトを交換した記憶がないので、これは、多分、過去の悪整備の影響だと思う。
いずれにしても、このボルトは使えないので代用の中古ボルトを探して緩まない程度に
締めこんでおいた。 (部品は早速発注したので到着次第正規に取り付けなおす事にした。) |
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トルクレンチでキャリパー取付け。 |
首付近が瘦せたフランジボルト。 |
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今回の「やらかし」・・
予定していた整備を二日間ですべて終えて大きな問題もミスも無かった。
では、久しぶりに走って様子を見ようと抜いておいたフロントフォークのエアを加圧すると・・
エアポンプのグローブが劣化で壊れてしまった。(10年以上使っているので仕方ないけど)
そんな事もあろうかとポンプの予備部品は買ってあったので交換してエアを加圧。
そこまでは良かったのだが、ポンプに気を取られていて、エアバルブキャップをハンドル脇に
置いたまま走り出してしまったのだ。(それすら気が付いてない) |
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整備は完了したのだが・・ |
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問題のエアバルブキャップ |
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走り始めてしばらくしたら・・「カチャン」という音がした。
「何か踏んだのか、いや何か落ちた音だな・・なんだろうと?」と思ったけど、そのまま走った。
数キロ走って、ふと見ると「あっ、バルブキャップがない! さっきの音だ。」と気が付いた。
そこから反転して戻って、走りながら音がした辺りを見るけど見つからず。
帰宅して付近を歩いたけど見つからず・・「もう少し遠くだったかな?」と記憶も曖昧に。
今度はモンゲルさんを出して付近をウロウロしたけど見つからず、諦め半分で帰宅途中に
踏切の近くで止まったら目の前に落ちていた。「あった〜!」
でも、車に踏まれたようで傷がついてしまいました。
スペアはあるので交換すればいいのですが、ボルさんの部品は無くしたくなかった。
たとえ「バルブキャップ」でも無くす事はしたくないので、傷がついても見つかって本当に良かった。 |
2022年11月13日 |