愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 189

【メータ周りの整備】
 このところ出番のないボルさんだが、地道に近くを走行して距離数を少しづつ伸ばしている。
とは言うものの、2008年11月22日に50000キロに達したので、その後11年も掛けて17800キロを走った。
つまり、年間1700キロ程度しか走ってない事になるが、飽きずに乗り回しているのは確かだ。
たぶん・・多くの人は、11年も一台のバイクを走らせることは飽きてしまって出来ないだろう。
そして理由を付けて下取りに出されてしまうのである・・そういうバイクはその人にとってその程度という事である。
新しいバイクを買ってリセットする事は快適な事だけど、乗り続けた人の目にどう映るか知っておくのも良い。
と、力んでみるものの・・今更、新型のバイクに乗るのは気恥ずかしいし、慣れない車体に馴染む自信もない。
まぁ・・人生いろいろなので、いいんですけどね。(笑)

ボルさんは67800キロに達した・・オレが一人で走った距離だ。
 

 少し気になるところが見つかったので整備する事にする。
スピードメーターが低速時に少し唸るのを改善するためにグリスアップを行う事にする。
今回はメーターパネルの電球を一個交換(スピードメーター側)すること。

 
 
スピードメーターケーブルソケット側。 タコメーターケーブルソケット側。

 スピードメーターが低速時に「ウ〜ッ・・」と唸るのは以前から分かっていたけど対策が分からなかった。
ケーブルに注油する(記録簿のVol162)と改善するので、そんな事を繰り返しながら二年以上乗っていた。
そして、今年の夏が過ぎたころに再度グリスアップをしようと思ってスピードメーターケーブルを外した際に、
ケーブル側はグリスが十分に回っていたので、メーター側に下からオイルを少量吹き付けたみた。
すると・・ピタッと唸り音が止んでしまった。(それ以来、何度か走っても唸り音が出ない)
そして分かった、ケーブルのソケットがオイル切れで回転が墜ちると固有振動でメーターケースが唸るのだと理解した。
 そこでメーターを外して逆様にしてケーブルソケットから極圧グリースをゆっくり何度かに分けで浸透させた。
あまり大量に注ぎ込むと内部にオイルが入り込んでしまうので、少なめに適量という感じで入れてみた。
画像では相当吹いてあるが、実際に入っていくのはほんのわずかである。
結果については今後に持ち越す事になるが、良い結果が出てくれることを祈ろう。

 
メーターパネル電球の交換。 復元されました。
 

 夏前頃からトンネル内でライトを点灯した際にスピードメーターの下の方が暗く感じていた。
オレは夜間に走る事どないので不便も感じなかったので、TL125の整備が終わるまで放っておいた。
その後、メーター唸りの対策のグリスアップの効果を確認するために、直すなら一度に済ませることにした。
このパネル球は12V/3.4Wのソケット型で何個か新品が手元にあるので交換したのだが、相変わらずやり難い。
この車体のメーター回りのコードというのは最短で接続されているのでコツをつかまないと取りつかない。
コツとは何か? それはライトをメーターケースに差すだけにしておいてメーターを据えてから、ケーブルの穴から
指を入れてランプ自体をメーターケースに押し込むのである、これなら確実にケースにランプを挿入できる。
この作業をやりながら「そういえば前もこんな事をやっていたな・・」と薄っすら思い出した。(苦笑)

 

【追記】
一週間後に走行してみて、メーターの唸りは全くなくなって快調に動いている。
スピードメーターは元々踊る事は無かったので、これでしばらくは使えると思う。
メーターライトの点灯状態も速度警告灯の点灯も全く問題なかった。

 
2019年12月01日(12月8日追記)
inserted by FC2 system