愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 179

【TL125を連れて来た】
 5月の連休にモンゲルさんの修理をしていて「もう少し自在に山を走りたい」と感じてきた。
何か手頃な物は無いかとヤフオクで一月ほど物色をして来たのだが・・ない。(涙)
車体の予算は状態によるけど10万円以内で、できればトライアル車体で、できれば125ccがいい。(贅沢)
となると車体は「ホンダ TL125」が最有力候補なのだが、なにしろ販売台数が限られている。
ヤフオクで探しても、問題が有りそうな車体で10万円程度する・・あきらめムード。
そこで、気分転換にジモティーを眺めてみると・・なんと、本日出品のTL125が出てるではないか!
状態はそれなりだけど実働状態で価格が手ごろなので、集中検討1時間・・購入希望を連絡。
すぐに反応があって交渉開始から購入決定までは、ほんの数時間の電撃売買成立。
しかし・・問題がある、それは車体が栃木県にあるので、神奈川の自宅からだと片道200キロはある。
とは言うものの、軽トラのサンバーさんが居るので何とかる。

 引き取りは6月末、あいにくの天気だけど大雨は降ってない。
小田原厚木道路を厚木で降りてR129-R16とローカル一般道をひたすら走っていく。
圏央道を使えば早いのだけど、埼玉や栃木を走る機会というのがないのでローカル胴を楽しむ。
とは言うものの、R16はあまり楽しくなく、ほとんど市街地を入っているような状態だ。
それでも見慣れない景色なので観光気分で入っていく、福生-入間-狭山-川越・・ってこういう所なんだ。
岩槻を過ぎて春日部で国道4号線に入り、しばらく走るとローカル雰囲気が出てきました。
これこれ、この雰囲気が見たかった! そのまま4号線を快調に北上して小山市に到着。
休憩もかねて小山市博物館を見物したのだが、なかなか面白いものが飾ってあった。

 

TLさんはサンバー君に積まれて見知らぬ神奈川県に連れていかれます。
 

 車体の受け渡しは上三川町のホームセンターの駐車場で待ち合わせてして行った。
自宅から5時間半程度で到着して、運よく雨も降っていなかったので車体を確認して代金を渡す。
車体の確認と書類の受け取りを済ませて、車体をサンバー君に積み込む。
仕事用の道具箱が邪魔で少し苦労したけど・・何とか積むことができた。
車体は価格としては十分だと思う、心配していたフォークの曲がりも無くオレ的には満足。
細部を見ればかなり整備が必要な予感がするけど、まぁ高価な車体を買っても手を入れるのは同じ。
というわけで所有者と別れて帰路についたのが13時・・あとはのんびり帰りましょう。

 帰路はしばらく4号線を小山市まで下った辺りで「遠回りして帰ろう」と思いR50号線に右折した。
しばらく進んで昼食を食べようと道の駅「思川」に寄って、ちょうど開催していた地元イベントで
タヌキうどんを注文したのだが・・「すっげ〜マズい!」金を払う価値がないほどひどい内容だった。
仕方なく車体の固定を改めて、この先150キロを安全に帰る事にしよう・・
道の駅「思川」を出て佐野市あたりのコンビニでパン買って食べた・・あのタヌキうどんは忘れたい。 

 

道の駅「思川」・・イベントのうどんは激マズい

自宅に到着は19時ころ
 

 この辺りから道が少しわからなくなる・・たぶんR407号線で南下したと思う。
熊谷までノンビリと降りてきて東松山でR407をそのまま右折して鶴ヶ島まできたのだが、
坂戸辺りから渋滞するようになってきたので、鶴ヶ島から圏央道に入って一気に厚木まで南下。
厚木から小田原厚木道路で自宅に19時過ぎに無事帰着した。

 

近くの里山周辺を走らせてみたら・・ひどい目に遭った。

 

 引き取ってきたTLさん、ともかくボルさんたちの仲間に加えるにはナンバーを取得しなくてはならない。
そこで翌日、地元の市役所に行って原付の登録をして来た、これだから原付は気楽でいいね!税金も安いし。
更に自賠責保険にも加入、当分は乗る決意なので3年ほど加入して、これで走行が可能になった。
となれば少し走らせてみたいのが人情というもので・・近くの山に行ってみたら、トラブル発生!(爆笑)じゃない!

 まず走り出して気が付いた事・・
1・前後ブレーキが効かない。(危険)
2・リアショックがフニャフニャ。(オイル抜け)
3・フロントショックのシール抜け。
・・う〜ん、これは要整備だな、でも走れれば時間をかけて直せるだろうと思っていたら”山中でエンスト”した。
しばらくするとエンジンが始動、再びエンストという典型的なキャブレター問題、それもガス欠ってん感じ。
アレコレ原因を探つたが、どうやらストレーナーが目詰まりを起こしているようである。
何とか回避して走らせていると、今度はキャブがオーバーフローし始めた・・これはフロートバルブに問題発生。
それでも何とか騙しながら自宅まで走らせてきた・・こりゃ〜一筋縄ではいかないようだな。(苦笑)
とは言うものの、エンジンからは異音も無く調子良さそうなので、真っ先にキャブレターだな。
他は様子を見ながら交換整備をしていく事にするが、ブレーキとタイヤも交換対象に加えよう。
こりゃ・・本腰入れて整備する必要があるね。

・・というわけで、数年ぶりにオレの手元にTLさんが加わる事になったのである。
それにしても、ボルさんは1981年生まれ、モンゲルさんは1980年頃、TLさんは1983年頃と80年代ばかり。
それでもボルさんはトラブルも無く過ごしているし、モンゲルさんも整備したばかり、当分はTLさんに集中です。

 
2019年07月02日
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