愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 177

【モンゲルさんのFフォーク】

 時代は「令和」へ移ったが、オレは昭和生まれ、ボルさんも昭和生まれ、まだまだ走るぞ。
おっと、今回の主役のモンゲルさんも昭和生まれでした、まだまだ元気です。
今年のGWは天皇陛下の退位/即位があって10連休というが。自営のオレには関係ない。
連休中でも仕事をしたり、バイクをいじったりと自分で調整している。
だけど・・やっぱり連休は行政が休みなので、気分的に休みムードである。(笑)

 モンゲルさんはエンジン関係は快調なのだが、フロントフォークに少し難がある。
以前から整備しようと思っていたのだが・・結局、そのまま乗ってしまっていた。
さらに、途中で「普通のオイルフォーク」だろうと勘違いして、上からフォークオイルを入れてしまった。(苦笑)
すると全く動かなくなってしまい仕方なく、オイルだけ抜いてそのまま乗っていたのだ。

 

吊上げ中のモンゲルさん(ボルさんが後ろにいます)
 

 さすがに250キロのボルさんと違いモンゲルさんは簡単に持ち上がる。
ボルさんを吊るには、この脚立は小さいので大きいのを買おうと思っている。
Fフェンダーを外してから、タイヤを外してボルトを緩めてフォークを引き抜く。
上の方がさびてきてるけど気にしない、摺動面はブーツの中でピカピカの状態である。

 

 フォークの分解は簡単、シールを外してサークリップを(苦労して)外し引き抜けば分解完了。
交換する部品は無いのでパーツを洗浄してグリスをタップリ塗って組み立て直せば整備完了。
さすがに分解整備したことが無いようでグリスは固くなってしまっていた。
以前オイルフォークと思って入れたオイルが残っていてグリスが溶けてしまっていた・・。
それでも、各パーツの状態は悪くなかったのでそのまま組付けた。
ちなみに・・本来はオイルシールが付くのだが、パーツ欠品で手に入らず今回はグリスを塗りたくっておいた。
フォーゲルの場合はポッケと違ってフォークがむき出しではないのでシールは無くても問題ないだろう。
オイルフォークではないのでオイルが出てくるという事はない、ちなみにポッケにはシールは無い。

 

 左右の整備は一時間ほどで完了した。
一番てこずったのはサークリップを抜くのと、付ける部分でサークリップの形状が悪すぎる。
掴む部分が穴状ではなく、切れ込みの様になっているだけなのでつまみ上げる事が出来ないのだ。
これはこの部分に使うパーツとしては最悪だと感じた。

   
   

 全体の作業は約3時間程度で完了した。
サスペンションの動きは特別良くなったとかは無いけど動きに抵抗感が出てスムーズになった感じはする。
これで気掛かりになっていたモンゲルさんのフォークも整備完了となった。
しかし・・今回は一つ最後に失敗があった。
吊り下げていた脚立を外すときにタンクに金具が当たって「点剥げ」が出来てしまった。(タンクの白ぽち部分)
ボルさんを吊る時はタンクは外して養生するのだけど、モンゲルさんは軽いので手を抜いてしまった・・反省。

 
2019年05月03日
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