愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 169

【スターターリレー】
 オレは冬はあまり乗らないのでバッテリーを外して、週に一度バッテリーを接続してエンジンを動かしている。
その時なんとなくスターターリレーが気になったので開けてみると・・ヒューズが切れてしまった。
しかしショートして切れたのではなくて劣化してボロボロになっていた。
そりゃ買ってから一度も開けた事が無いので36年も経てば劣化して当然だ。
仕方無くスペアのヒューズを挿そうと思ったら、こちらも触っただけで折れてしまった。
おまけにどこか接触は悪いようでセルモーターが回らなくなる症状も起き始めた。
36年も放置したところに手を付けた為、返って問題が起きてしまったというわけだ。

 

劣化して切れてしまったヒューズ スペアもボロボロ・・さすが36年前

 この形式のセルモーターリレーはあまり評判が良くないようだが、オレのは一度も問題が生じた事は無い。
しかし、対策品というか新型が出ているようなので交換する事にする。
もちろん、古いリレーも故障しているわけではないので純正ヒューズを数本買っておいた。
CB750Fはキックスタートができないのでセルが回らなければ立ち往生してしまう。
古い車体はそういうマイナートラブルを避ける為に気が付いたところは対策品に交換するのが望ましいと思う。
手元に来た新型のリレーは明らかに小さい、これらの電子部品だけは新しい方が耐久性も性能も高いようだ。

   
新旧スターターリレー 小さいから収まりは悪い。
   

 さて、リレーが来たので取付けてエンジンをスタートさせるが、なぜか接触不良が起きる。
電圧を測ると0ボルトになってしまう・・理由が分からない。
いろいろと接触状況を探ってみると、どうやらスターターバッテリーケーブルが悪いようである。
しかし・・こんな単純なものが劣化するのか? 半信半疑なのだが、診断からそれしかないのだ。
そこでスターターバッテリーケーブルを購入してみる事にした。

   
接触不良が頻発したケーブル 交換したら問題解決

 まぁ、確かにスターターバッテリーケーブルはかなり劣化して大電流を流すには向かない。
セルモーターを回すための大電流を流すには耐えられないのだろうか・・まだ半信半疑である。
新しいケーブルが到着したので交換してスターターリレー周りを復元してエンジンスタート!・・一発始動。
う〜ん、やっぱりスターターバッテリーケーブルが悪いのか。(あまり納得いかないけど、事実は事実である)
それでもエンジンが安定して始動するようになったので安心です。
しかし、スターターリレーに接続している4ピンカプラーは少し無理しているので手を入れる必要がありです。
配線そのものが全体に老朽化しているので無理な屈曲とかしている部分は問題が起きる前に対処せねば。
それもエンジンを始動するケーブル周りとなれば重要で、エンジン動かない事には何の診断も出来ない。

 

カプラー延長ケーブルを自作 ピッタリ! こういうのがあると心強い

 というわけで、パーツを少し集めて、こんな延長ケーブルを作ってみた。
接続を確実にするためにカプラー内部の結線は全てハンダ付けしてあるので簡単に外れたりしない。
今度、折を見て接続してみようと思っている。

 
2018年01月21日
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