愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 168

【エアサスゲージ】
　エアサスペンションを加圧するポンプとゲージには以前から良い物が無いか探していた。
キジマのポンプを購入して以来愛用しているのだが二点ほど不満がある。
１・ポンプがエアブロー用の握るタイプのもので頼りない上に疲れる。
２・１キロまでゲージが無く余裕がない感じがある。
でも、ダイアルだけのホンダ純正ゲージに比べると格段に使い易かった。
オークションを何気なく眺めていたらハーレー用のポンプが出品されていたので落札した。
そこで、ホンダゲージ/キジマポンプゲージ/ハーレー用ポンプゲージを比べてみよう。

左からホンダ純正ゲージ/ハーレー用ポンプゲージ/キジマポンプゲージ

まずはホンダ純正のゲージのみ。
サービスマニュアルの画像に出ているゲージである。
ホンダ製なのでエア圧の基準になる。

使うときは自転車用のポンプなどでエアを入れて
計測して少しづつエアを抜くという原始的なもの。
ハッキリ言ってめんどうくさい。

これはキジマ製のエアサス専用のポンプゲージ。
最大メモリは１キロなのでＦＢのフォークではギリギリだ。
出来れば1.2キロくらいまで目盛りが欲しかった。
ゲージの精度はさすがに高い。

使用勝手はとてもよく手軽であるが０．５キロを超えると
握るのが疲れてきて１キロ以上はキツイ。
手で握って入れるには握力がある程度必要だ。

オークションで手に入れたハーレー用ポンプゲージ。
最大メモリは４キロまでなので余裕がある。
タイヤの空気を入れる物ではないので２キロで十分だろう。

バルブに捩じ込んでポンプを押す点はキジマより面倒。
エアを余計に入れても微調整ができる点は良い。
ゲージの精度も問題はない。

　さて・・ホンダ純正ゲージはともかくとして、キジマとハーレー用のどちらがいいかというと・・キジマ。
ハーレー用も悪くはないけどバルブへ捩じ込むのは面倒で、キジマのように抑えるだけの方が手軽である。
金額も新品で買うとキジマの方が安いので、ＦＢのエアサス調整用にはキジマがベストと言えるだろう。
ただ・・ポンプの耐久性は無さそうなので予備部品を購入しておく方が良さそうだ。