愛車CB750Fボルドール2の再起記録 vol 162 |
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【ローレットの理由】
ゴールデンウィークにボルさんを走らせていると速度が落ちて40キロ以下になると「ブ〜ン」と小さな音がする。
はじめは気にしなかったのだが、そのうち耳につくようになってきて、なんだろうと思っていた。
その後、走りながら音源を探してみると、スピードメーター周辺に行きついた。
そこで、メーターケーブルの位置を変えながら走ってみると音が止まる。
こりゃ、メーターインシュレーターが劣化して振動していると結論して交換する事にした。
タコメーターのインシュレーターは先に交換済みだったのでスペアで一個残っていたものを使う。
これで予備部品がなくなったので近いうちに仕入れておかなくては・・インシュレーターは消耗品である。
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メータを外いしてインシュレーターを交換する。
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交換完了
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今更ながら・・インシュレーターは両方交換済みだと思っていたが、タコメーターの方だけ交換したようだ。
スピードメーター側に張り付いてしまっている様子から交換されていないようだ。(記録vol64参照)
車庫内で保管されている車体なので10年程度ではここまでひどくならないだろう。
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←完全にボロボロに加水分解している。
やはり交換されてないようだ・・。
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スピードメーターインシュレーターを交換して早速走らせて修理具合を確認する。 あれ・・直ってないよ、音は小さくなったけどメーターが「ブーン」と鳴いてる。 そこでメーターケーブルを外して走行してみると、やはり鳴かない・・スピードメーター周辺だ。 帰宅してケーブルの取り回しを改善してケーブルにチェーンオイルを注油して再び走らせる。 おっ!今度は鳴き止んだ。60キロから20キロへの自然減速を繰り返して様子を見るが症状は納まった。
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タコメーターケーブル |
スピードメーターケーブル |
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オレはボルさんを走らせながら一人で合点していた・・「それでローレットなのか」と。 ※
ローレットとは指先で回せるようにザラザラに加工したものをいう。 つまり・・工具を使わずに簡単に緩めて注油ができるようにローレット化されているわけだね。 それも、わざわざアルミ削り出し部品を使っているところが高級な感じがある。 最近のは電気メーターだからケーブルは無いけど、いま改めて作ったらプラスチックなんだろうね。 さすがに部品が高くなる理由がわかるね、でもプラスチックにはしてほしくない。 それはともかく・・SMのどこにも記載してない(見直してみたけど)ので基本なのでしょう。 その割にオレはローレットを見て今更ながら「メーターケーブルは常時注油」に気が付いたのだ。 考えてみればクラッチワイヤーよりもかなり過酷な状態で常に曲がりながら回転している。 タコメーターケーブルは曲がり具合があまり変化しないけど、スピードメーターケーブルはフロントの上下で変化する。 おそらくFに装備されるケーブルの中で尤もストレスが高いケーブルだと思う・・と、一人で納得していた。
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2017年05月28日
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