愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 16


マフラーのドレンから水が出る。
う〜ん..なかなか調子良い!

メインハーネスが痛んでいたので
ビニールテープで補強し
取り回しを改良した。


ヤフオクで安く購入した
ヘッドランプケースを装着。

全てオークションにて購入した
中古部品である。上から..
「ACジェネレーター・ステーター」
「ACジェネレーター・ローター」
「イグニションコイルユニット」

  【7月9日】
先週末の土曜日に近所を少し走らせたら、フロントブレーキが「グググ..」と
いう重い感じになった。 しばらく走っていたら改善されたのだが、
なにか引っ掛っているような感じである。
翌日曜日は雨模様だったで、走らせる事はできず軽整備を行う事にした。

雨が上がったのを見計らって、表でエンジンを掛けてみた。
すると..また、右のマフラーから軽い水蒸気が出ているのを発見したので、
すかさず白煙かどうかを確認。 うん!水蒸気である。
何気にマフラー底部のドレンを見てみると、盛んに水滴を出し始めた。
間違いない。気にしていた白煙らしきものは水蒸気だったことが確認できた。
これには、すごく安心したと同時にエンジンの調子が絶好調であることが分かった。
迷信的だけど、水蒸気を出すエンジンは調子が良いと言われているからである。
まぁ..これは、半分迷信的だけど、排気熱が十分に上がっていて、
オイル混入がない事は分かる。
これに気をよくして、再びメインカムチェーンの調整を行う事にした。
シリンダー背面のボルトを軽く緩めて、再び締めこむだけである。
前回は月中ごろに行ったから、今回再調整すれば当分は調整は不要だろう。

昨日気になっていたフロントブレーキについては、どうやらレバーの取付け部が
渋くなっていたようである。 この部分は、ブレーキオイルカップがあり、
フルード交換のときに少しオイルが垂れてしまった。
それで、レバー周りの塗装が浮いて、レバーの動きが渋くなったようである。
レバーの根元にCRCを吹き付けたら、うそのように改善されて良好なタッチになった。
この時に気が付いたのが、メインハーネスを保護するテープの劣化である。
ちょうどヘッドランプケースも交換したかった(再度が割れてる)ので、
ついでにテープで補強することにした。 ヘッドランプケースは、ヤフオクで中古を
手に入れてあったので、コンパウンドで磨いて光沢を出した。
ケースの中の配線を全て外し、ケースを交換して再度結線する。
これで、車検のときに強く締められて割れたヘッドライトケースは交換できた。
しかし、割れたと言ってもボルト部分にクラックが入った程度で、実用上は支障ない。
このケースは補強して予備に取っておくことにする。
この日の整備はこの程度の軽い整備だが、宿題として残っていた部分でもあった。

週が開けて..先週ヤフオクで落札した中古のACジェネレーター・ローターが到着した。
以前同様に手に入れたステーターと合わせて、発電部分が揃ったことになる。
果たして、この組み合わせで使えるのか?
 実際には不明である..全く役に立たないかもしれない。
はっきりって「気休め」の保険のようなものだと思っている。
両方合わせて約1万円であるが、この金額は中古の相場としても安かったし、
自分が不用品を売った代金で充当した。 中古でもなんでも、手元に無い事には
全く対策にならないので、ともかく手に入れた事で安心した。

そういえば..先週、整備で割れてしまい6月16日の整備で
補修しておいた中古メーターコンビネーションランプも手に入れた。
ちょうど同じ出品者がイグニションコイルも出品していたので、同時落札した。
CB750Fのイグニションコイルはあまり良い噂を聞かないので、
予備として購入したのである。
と..こんな具合に、中古ではあるが少しづつ予備パーツも揃ってきた。

7月12日に西湘バイパスから大磯〜松田を約50キロほど走行した。
エンジンの調子はとてもよく、ストレス無く滑らかに回っていて調子良い。
車体全体が滑るように走るのが自分でも良く分かる。
この日は予定があったので、この程度しか走らせる事は出来なかった。
なにしろ..暑くて、空冷エンジンには辛い季節であるので、無理させないようにしよう。
翌7/13は雨が降っていたので、クラッチワイヤーにオイルを注して引きを軽くした。

最近..
WEBで情報を漁ると、CB750Fはスターター系統が弱いと言うことが分かってきた。
WEBの情報は雑誌などの情報とは違い生きた情報なので、重要視している。
しかし、情報源を選び偏った情報を信じないように気をつけなければいけない。
まぁ..知ったかぶりの雑誌よりは、よほどマシな情報が詰まっていると思うけど..
まぁなんにしても、自分で確認した情報以外は気をつける事だ。
雑誌の場合、紙に書いてあるからと言って信用は出来ない。
以前も書いたが、得体の知れないライターが金の為に書いた記事だから
一番信用できない。 雑誌の締め切りや知識や経験にも非常に疑問がある。

まして..
1車種固有の情報に精通しているわけではないし、当然実車も所有していないだろう。
そんなサラリーマンライターの記事を真に受けること自体危険この上ないことである。
さらに言わせてもらえば、雑誌は「売れてなんぼ」の物であるので、
興味本位で美化されている。 「改造こそ本物」的な間違った見方が目に付きすぎる。
改造して、車体やエンジンに掛かる負担については、全く記事にされていない。
要するに..興味本位の無責任記事の寄せ集めに過ぎない。

さて、そんな批判はともかく..
(私自身、雑誌は全く買わないので、雑誌社は潰れてもかまわない)
WEB情報を集めると、CB750Fはスターター周りが少々弱いようである。
自分の車体では、いままで問題は発生しておらず、兆候もないので、まだ大丈夫な
ようであるが、スターター付近の事は気に掛けておいた方が良さそうである。
初期症状は、パルサージェネレータ側から「カラカラ音」がしたり、セルを回すと
滑ったり異音がするようである。 この状態は、セルクラッチプレートのネジが
緩んでいるときに起きるので、こうなったら左側を開けてセルスタータークラッチを
整備しなければ、破損してしまうという事なので、常に気をつけておきたい。

もうひとつ気になることがある。
それは、クラッチの繋がりが少し鈍い感じがする。
プレート自体は28000キロで交換しているので、クラッチスプリングが
経年劣化していると思う。 クラッチは前回自分で交換しているので、
レバーを握った感じでスプリングのヘタリに間違いない。
しかし..
特に急を要する整備ではないので、パーツを準備し,次のオイル交換時行う事にしよう。

2003年07月14日

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