【バウンドを抑える】

　COZYシートのフィッテングが完了して、走ってみて感じた事がある。
それはシートの後方が荒れた路面でバウンドして浮き上がってしまうのである。
ノーマルシートでも吸盤が弱くなっているとそうした事が起きるのだけど、COZYシートの場合はシートベースが
硬いので浮き上がりはそれほど感じなかったのだが・・

　これはどうしようかとしばらく考えていた。
致命的な問題ではないので大掛かりな加工はしたくないし、シートを外すのに面倒なことは避けたい。
例えば固定箇所を増やせば確実に固定できるとしても、それはそれで面倒な作業である。
何かいい考えはないかと思い悩んでいたところ・・朝、目が覚めてふと思った。

「走らなければシートは浮かない、走る時だけ固定すればいいじゃないか。」・・と。

そこでバンドのようなもので、走る時だけ仮固定することにした。
拘りまくっている方は、こういう簡易な方法は嫌うのだろうけど・・オレはそこまで子供のような偏執性はない。
それで、道具箱をひっくり返してみるとちょうどいいバンドが見つかった。

　と、このように簡単にクラブバーに通して取付けておくだけである。
普段は左側のようにシートベルトふうに緩く取付けておいて、走る時に後方にずらして簡単に絞める。
これだけで、確実にシートのバウンドは抑えられますし、シートを傷つける事もありません。
ツーリングに行くときはシートバックが載るので不要になるのでバックルで一瞬で取り外せます。
というわけで、こんな感じで問題解決！　やっぱり手軽なのが一番いいね。

　チョイ乗りの時は最後尾をベルトで固定するので見えてしまいますが・・パニアケースより100倍格好いいです。
それより、オレ自身が後ろを見ながら走るわけではないので全く気にならない。
オレ的な視点から言っちゃうと・・パニアケース、これ最低、そんな荷物もってどこ行くの？　段ボールじゃダメ？
やっぱりバイクってのは、見た目が軽快じゃないとね、オレのこの簡易な固定バンド・・実に軽快で良い仕上がりだ。