愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 154

 

【マフラーの経年劣化】

 なんとなく気が付いてしまった・・右マフラーの下のほうが、メッキが浮いてきている!
メッキをガリガリと削っててみると、かさぶたのような錆が・・うわっ!
気を取り直して詳しい状態を確認すると、「内部からの地道に腐食してきているがまだ厚みと硬度を保っているのですぐに穴は開きそうに無い」ことが確認できたので、錆を丁寧に落として耐熱塗料を擦り込んでおく。

 さて、まだしばらくは穴が開くことは無いと思うけど・・心配だ。
「メッキのスチールマフラーを直してくれそうなところはあるのか?」 と思ってWEBで調べてみると。
横浜(横浜市港北区)の「隆盛工業」という溶接屋が親切に直してくれそうなので一安心しました。
他にも直してくれそうなショップが何軒か見つかったので、しばらくこれで・・穴が開いたら修理しようと。

 しばらくして再度耐熱塗料を擦り込もうと思い修復箇所をプラスチックハンマーで叩いてチェックしました。
すると、いきなり錆びた部分に大穴が、ゲッ! ・・という事はなく、少し叩いた程度ではまだ硬い音がしてます。
どうやら錆びているのは事実ですが、それほど深刻ではなさそうです。
しかし、耐熱塗料を擦り込みながら考えました。
「この部分を直すには同じ曲面(形状)のマフラーがもうひとつあったほうが良いだろう」と。

 
錆が(メッキを剥がした後) かさぶたのようになっている。
よく錆を削ってから耐熱処理 落札したマフラーをメンテナンスする。
マフラーのテールエンドに立ちコケ傷があるけど、このくらいは許容範囲としよう・・全体としては上物だ。
 

 そこでヤフオクで中古のジャンクマフラーを安く探す事にして、気長に待っていると、
「左側エキパイ破損・右側立ちゴケ傷」というマフラーが出てきたので、それを送料込み3500円で落札。
一週間ほどで手元に到着しまして、確認したところ右側はエキパイがまともに破損しており再起不能。
左側はテールエンド部分に立ちゴケによるポツ傷が広範囲に有りますが、錆びるような深い傷はなし。
この程度なら値段を考えれば十分に満足できると納得して、錆びた部分をチェックし錆を落として耐熱処理を施す。

 これで右マフラーに大穴が開いても代替のマフラーは確保できて一安心。
更に左側のサイレンサー部分本体は大きな傷や凹みも無く、かなりきれいな状態なので、右マフラーに穴が
開いた際の部材切り出し用に保存しておき事にしました。
私のバイクのマフラーはコケ傷が全く無い状態なので、出来れば修理して今の物を使いたい気持ちが有ります。
今回運良くヤフオクで右の代替と修理部材用のサイレンサー部が安く手に入ったので、交換するにしても
修理するにしても対応できるので不安がなくなりました。
 それにしても、どんなに大事にしてきたつもりでも、やはり33年という歳月には敵いません。
今回マフラーから錆が出た事で、改めて自分とバイクが過ごしてきた月日の長さを感じました。

 
2014/12/18
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