愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 144

【ダメな中華バッテリー】

 前回の記事では車検場を慌てて往復して、何とか車検を通過させることが出来た。
その翌日は、問題となった中華製のバッテリーに再度交換して100キロほどのショートツーリングに出かけた。
走行中は特に問題なく電圧は正常であったのだが・・数日して連休の終わりにセルを押すと「キュ・・キュ・・」という
またもやバッテリー上りの症状が再発した。

 正直、この時はこの車両固有のセルが重くなる症状が出たのかと思い、冷静に計測から始めたところ・・

数日前100キロ走った中華バッテリー 満充電で保管されたACデルコ

 なんと!中華製バッテリーは11Vにも満たない電圧しか表示されない。
これではセルモーターを回す事は出来ないのが当然だろう。 
しかし・・先日充電して走ってきたばかりなのに。
まぁ、この時点で「このバッテリーは粗悪品である」と決め付けてしまうのは、いくら中華製とはいえ少し乱暴なので、
もう一度チャンスを与えてみることにした。

 そこで再度、満受電にしてから電圧をテスターで計測してみると・・・

再充電完了時(満充電)夜の9時 45分経過して電圧が落ち着いた。
翌朝7時では0.2V降下(1日目) 同日の昼でも12.5Vで健闘している。(1日目)
まだ頑張ってる。(1日目) 再び降下が始まる。(2日目朝)
更に降下(2日目夕方) どんどん降下していく。(2日目夜)
降下が緩やかになる。(3日目朝) 降下はほぼ停止。(3日目夜)
 
安定状態(4日目朝)  

 まぁ・・やっぱり中華製は「アタリ・ハズレ」が多いなという結論です。
勘違いしてはいけない事は「アタリ中華」でも国産メーカーもしくは有名メーカーの最低線を越えることは無いでしょう。
ちなみに、その使い物にならないバッテリーは↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓です。 何がISO9001:2000なんだか。
尤も、メーカー名すら書いてないけどね。(笑) ちなみにYAHOOオークションで今でも購入できます。

 

 それで・・先ほど、車体に積んである6年前に交換したACデルコはというと・・今でもしっかりと12.6Vをキープしてます。
さすがに腐ってもACデルコ! ヘンテコな国で製造させても品質管理は万全って感じです。
なるほどユアサが世界で選ばれる理由が分かりますね。
でも、勇み足でジェネレーターとかセルを分解しなくて良かったですよ。ほんと。

2013/05/14
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