愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 139

【つまらないけど大切な事】

 年始に少し近所を走らせていて、フルブレーキング試験を行った。(時々やる)
目的はヘッド周りとフォークのガタツキを調べる為で、低速からブレーキを握りっぱなしでフルボトムさせる。
正常な場合は何事も起こらないが、この日はフルボトムのときに「カタッ」と来た。
この症状は..エアが少ないときに起きる症状なのがわかっているので帰宅してからエアを計測すると0キロ・・!
完全にエア抜けしているではないか..仕方ないので空気入れでエアを入れて再計測すると、
なんとエアフォークのバルブからエアが漏れてしまっている。
という事は、バルブコアが破損しているという事で、こんな部分のムシなんて交換できるのか?
見ていても直らないので、ボークバルブを外してムシを抜く事にするが、特殊だったら部品交換するしかない。
しかし、やっぱり汎用品だったので、ホームセンターでムシを買ってきて交換する。 

 交換はいたって簡単でムシを抜いてから新しいムシを入れて締めれば完了である。
私のFは格好で左右のフォークトップにバルブが組んであるので、左右ともども交換しておく。
交換後に規定量のエアを加圧してからフォークを押すと、かなり反発力があることに驚く。

そう言えば・・も何年も前のバイク雑誌で
「ライターがFのエアフォークはエア加圧されているので不自然な操縦性になるのでエアはゼロにするのが良い。」
などと、知ったかぶりのデタラメを書いてあって、えらく腹立たしい事があった。(-_-メ
メーカーが規定して、設定してるんだからド素人が、ウソの情報流して事故でもおきたらどーするんだ。
たしか・・紙の良い値段の高い、大型サイズの雑誌だったな。 

ムシを抜く 抜けました。
新しいムシを用意して組み込む。 出来上がり。
左側のムシも交換する。 エア圧を計測する。

 さて、これだけ(といっても、こんな細かい記事は他で見たこと無いけど)ではありません。
私のは「飾りキャップ」が取り付けてあるのですが、このキャップで面白い事を発見しました。
この飾りキャップの中にパッキンが入ってまして、二次的にエア漏れを防いでいます。
このパッキンが無くなってしまうと、なんと締めこむとキャップがムシを押してエアが漏れてしまうんです。
で、私の飾りキャップの裏側を見ると・・片方のパッキンが無くなってます。
という事は、エアが漏れてしまっていたのです。(T-T)
つまり・・毎回エアを入れても次回は知るまでにムシからエアが漏れていて無加圧の状態だったんです。
こんなOリングすぐに手に入るわけが..いや、確かホームセンターで売っていた気がして買い行ったらありました。(^^;
水道用のOリング4ミリのものでピッタリだったので、古くなったのをはがして押し込んでおきました。

飾りキャップ内部のOリング交換

左右分を交換

 とまぁ・・たったこれだけの事なのですが、これはずっと見落としてました。
修理を終えて車庫に入れるときも、フロントの反発力が高いと感じましたので、次回走るのが楽しみです。(^^

2011/03/19

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