愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 135

 3月11日に東北関東大地震が発生した。
その日は職場に居たのだが、まるで大波に揺られている小船のように建物が揺れた。
その威力はどれほどだったかは、みなさんもご存知の事である。
福島第一原子力発電所は不安定な状態で、神奈川県でも計画停電で、なにか生活が不安定になっている。
職場に居ても、一日3時間程度は必ず電気が来ないので、何もすることが出来ずじっとしている。
テレビもラジオも災害の話を流しているし、近くに走っている電車の音もしばらく聴いていない気がする・・。
なにか生活のリズムが狂ってしまって、何をやっても中途半端で落ち着かない。

 この大きな地震は、直接の被害が無くても国家規模の被害が出たことは確実である。
少子高齢化に長引く不況・・、それに、この地震とくれば誰でも気分が滅入ってしまう。
まして、私の住む地域は、いつ同じ規模の地震が起こっても不思議ではないのだから・・。

 

地震の当日に帰宅してみると・・
狭い車庫の中で車体が反対側に傾いていた。
車庫の中は画像のようにギュウギュウ詰めなので、
反対に倒れても完全に倒れてしまうことは無い。
心配したのは、なにか突起物にタンクが接触して
傷がついてしまう事だけだった。
幸いにも逆に傾いたことでバッテリー液が少しだけ
漏れただけで、あとは全く無傷だった。

この日から、車体はタイダウンベルトで反対側から
引っ張っておく事にした。
有効だった事は「輪止」で、輪止を掛けてあったので、
前後に揺れず、サイドスタンドが外れることが無かった。

職場の同僚のCB-1300は、輪止が無かったので
転倒してマフラーに傷、ミラー破損他となった。


【春のオイル交換】(2011/03/19)
 さて・・地震のテレビを見て、その無残な光景に眉をひそめる日が一週間続いた。
気持ちは沈んで不安が有るけど思い切って、オイル交換をする事にした。
今年は車検の年で、4月の第3週目辺りにはユーザー車検を受けようと思っている。

 オイル交換は特に難しい作業ではないので作業工程は端折らせてもらう。
私のオイルはホンダ純正G2にIXLを添加した物を使っている。
IXLを入れるようになって、結構調子がいいので継続して入れるようにしている。(^^

暖機してからオイルを抜く。 新しいオイルフィルターとオイルリング。
忘れずにオイルリングを入れる。 オイルフィルタースプリングシートは忘れがち。
しっかりトルク管理で締めこみます。 ドレンボルトも締めこみます。

 オイル交換で忘れがちな部品が二つある。
それは、オイルフィルタースプリングシートというものと、ドレンプラグワッシャーという物である。
これはウッカリしていると入れ忘れてしまったり、そこら辺に置き忘れてしまう小物である。
この二つを入れ忘れると、どんな事が起きるのかというと・・何も起きないだろう。
しかし、入れ忘れると次回のオイル交換まで入れる事が出来ないという厄介な物だ。
いい加減ショップなどでオイル交換をすると、忘れ物パーツのナンバーワンだろう。(笑)

 いつも悩むオイルの量であるが・・
今回はオイル交換の総量が3500ccなので、オイルクーラー分を加えて4000ccとした。
そのうちIXLを150cc入れたので、オイルは3850cc入れることにしたのだが、ドンピシャリ!
実際にはオイルクーラー車のオイルフィルター交換時、オイル総量は3900ccでいいだろう。

オイル量を確認(アッパー側にぴったり!)

エンジン音も軽くなって快調、快調。

2011/03/19

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