愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 111

【センタースタンドの取付け】

昨年の6月にモリワキ集合からノーマルに戻したのだがセンタースタンドは付けなかった。
その頃は、まだ腰痛を引きずっていたので、少しでも軽い方がありがたかった。(^^;
あれから半年..いまだに確かに腰が重かったり強張る事はあるけど、
腰痛は徐々に改善して日常生活で困る事は無くなった。

先日(2月1日)に近場を走らせて、連続ブレーキでフロントのガタを確認したところ、
低速のフルボトムでわずかに手のひらに「コトッ」とガタ付きを感じた。
こういうわずかなガタ付きは「フォークオイルの補充」で解決するのだが、私の場合は昨年の9月に
ステムベアリングを入替えたのでベアリングの馴染みでガタが出たのかもしれないと思った。
そこで..ステムやフォークを整備するにはセンタースタンドが一番やりやすい。
もう外しておく理由が無いのでセンタースタンドを取り付ける事にしたのである。

センタースタンドを後から取り付けるのは意外と面倒くさい。(-_-;
仕方なくマフラーを全部外す事にした。
そのついでに腰上の分解から10000キロを走行した各気筒の状態も覗いて確認することにしたが、
カーボンの蓄積は当然あるとして、バルブからのオイル滲みなどは全くなかった。

さて、センタースタンドを苦労して(スプリングを張るのが難しい)取り付けてマフラーを復元。
このマフラースタッドボルトは頑丈なボルトなのだが、私は過去に「マフラースタッド事件」があるので、
しっかりトラウマになっていてとても神経を使っている。
このスタッドボルトはエンジン側が8ミリでマフラー側が6ミリのバデッドボルトである。
6ミリのボルトの締め込みトルクは800グラム〜1200グラムとなっている。
今回は900グラムが締め込み目標値である。
使う道具は..「トルクドライバー」と5・6ミリ用の「小型トルクレンチ」という慎重さである。
我ながらあきれるが、気が済めばいいのである。(^^;;

マフラーを外す。

センタースタンドを取り付ける。

おおっ!やっぱり整備しやすい。 マフラー取付けに使うトルクレンチとドライバー。(^^;;

さてマフラーの締込みを完璧に行い、スタンドを立ててみると..おおっ!やっぱり整備しやすい。
ではフロントの「コトッ」という症状を解決すべく、フォークに10ccほどのオイルを入れようか..
と考えたのだが、ふと気が付いて「現在エアはいくつ入っているんだろう?」と思って測ってみると、
なんと!「0.3キロ」しか入っていなかった。(-_-;;
そこで、正規の1.0キロまで加圧するとフォークがニョキと上がってきた。(^^;
「もしかして・・?」と思って20キロほど走らせて、前と同じにブレーキを掛けてテストすると、
全く「コトッ」なんて感覚は無く正常そのもの。(完全なエア加圧が不足でした)
そんなわけで..フォークオイルを足す必要もステムを再締込みする必要もなくなりました。

それにしても、なぜこのような事が起きたのか?
それはセンタースタンドが無いので正しくフロントにエアを入れる事が出来なかったからです。
改めてこの車両にはセンタースタンドが必要なのだと思った。

フォークのエアは0.3キロしか入ってなかった!

エア加圧を0.9キロまで入れて完成!

2009/02/08

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