愛車CB750Fボルドール2の再起記録 vol 103 |
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【秋の集中整備 Part 3】
【スロットルの謎】(2008/09/28) |
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新品のスロットルケーブルだ!でも・・ | グリップも外して整備するけど・・ |
やっと何とか調整がつきました。 | グリップ固定中..でも古くて伸びてるし。 |
【ブレーキの整備】(2008/10/05) 以前からフロントブレーキは今ひとつキャリパーの戻りが悪いと思っていたのでスリーブを新品に交換した。 このスリーブという部分は、小さくて安い部品だけど担っている責任は重い部品である。 この部分はブーツに中に隠れているけど固着しやすく固着するとキャリパーの戻りが悪くなる。 前回ブレーキオイルを交換したのはいつだろう・・たしか2005年7月にやっている。 そろそろブレーキオイルも変色してきているので交換することにした。 一人で交換するのは面倒だけど、ワンマンブリーダーというチューブを持っているので簡単に出来る。 だけど、最後の数回だけは確実に締めながら抜いた方が安心できる。 |
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まだ使えそうだけど..交換。 | こりゃひどい!錆だらけ。 |
切れてたブーツ類も交換。 | ブレーキオイルも交換。 |
【整備終了/試乗】(2008/10/05) ようやく整備が完了し元の姿に復元されたので早速走らせてみる事にする。 なにしろステムを整備しているので「カックン!」とか「ゴトゴト」とか「ユラユラ」とか不安である。 エンジンを暖機して各部をチェックしてから走りだす。 低速で何度か強くブレーキをかけたり、ダイブさせたりギャップに入れたりして様子を見る。 次にコーナーでアクセルのオン/オフでサスペンションを伸ばしたり縮めたり、少しこじったりする。 更に高速に乗って、それなりの速度で揺れや蛇行が起こらないかチェックしてみる。 最後に長い直線の下りを選んでハンドルから手を離してフラツキや倒れがないかをチェックしてみる。 (私のはダンパーを付けているので、手放しだと路面の低い方に向かっていく習性がある) とまぁ..これだけやってみたけど、何も悪い部分は無く安定しており、交換前と大きな変化は感じなかった。 尤も私のはダンパーを付けているので、ステアリング自体が軽快でないのも事実である。 ステアリングダンパーは一度付けてしまうと安定性が高いので、もはや外す事が出来ない。 おそらくダンパーなしで比べればベアリング交換の効果は体感できるのだろうと思う。 サスペンションの動きは、さすがにオイルが新しいので応答性もすばらしいが、 今回IXLを入れた事によってどう変化したのかは、まだ馴染ませないとわからないと思う。 おそらく細かい動きに現れるので変化してもわからないだろうけど。 あれだけ苦労したスロットルであるが、これは以前と全く変化が無い。 ブレーキのフィーリングは少し良くなったというよりも、ディスクローターの温度が左右同じになった。 それと、少し引きずって「キーキー」鳴いていたのが止まったのがうれしい。 |
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3週間ぶりにちゃんと復元されました。 | なにか変わったかな..? よく分からない。 |
【あとがき】(2008/10/06) 今回の整備はマフラーフランジボルト事件の整備以来、最悪の整備となった。 ただ時代が違い、整備の情報や部品の流通はもちろん自分の年齢も経験も違うので以前よりは冷静に対処した。 それでもオリジナルのステムシャフトのベアリングを抜いた際にシャフトに傷をつけた時は愕然とした。 その事に注意を払って練習までした割には失敗した自分の愚かさに腹が立った。(笑) 金に物を言わせた訳じゃないけど..その週末までには手元に4本ものステムが集まったのだから、 このときはオークションというのは本当にがありがたいと思った。 結局、この4本のステムに投じた金は1万円程度で、精神的な保険としては余りあるものであった。 一番悩んだのはロックワッシャーというもので、なんで必要なのか考えて考え抜いた。(笑) これが正しくあればこそ、わざわざ二重締めにした意味がある事に気が付いたのである。 そして、これが「単なる緩み止めでは無い」と分かったときは驚いたものだ。 それでも、手締めで締めて試乗してみるまで不安であったけど・・。 しかし今更ながらマニュアルのFA以降のステムの整備方法というのは曖昧で読みきれない。 いまだに「手締め」「トルク締め」か文章だけでは判断できない。 だからこそ、私は私なりの締め込み方法を採る事になったのだけど。 締め込み具合については、この先も長い目で見守っていきたいと思っている。 それからマイナーだけどスロットルケーブル。 こんな事でこれほど時間が掛かってしまうとは我ながら呆れてしまった。 今のところケーブルによるスロットルの戻り具合は解決したのだが、グリップが擦れる問題はある。 どちらもマイナー的な要素だけど気になる部分なので、地味に解決していきたいと思う。 一応整備としては終わったというよりも元に戻ったと言うだけのこと。 かなり苦労してがんばった割には得るものは少ないというのが本心である。 ベアリングが気になるならグリス入れ替えだけで十分..交換する必要は無いというのが結論。 |
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2008/10/07 |