愛車CB750Fボルドール2の再起記録  vol 10

【6月1日】
今日ははいよいよタイヤ交換である。
今装着されているジェグラは、10年以上前に交換したタイヤで、
屋内保管の車体なのでそれほど痛んでいるようには見えないが、
グリップ力は相当落ちているし、サイドには細かいヒビが出ている状態である。
もっとも..磨耗ラインまで残り少なく、もう十分に使ったといえる。
ジェグラは、癖が強かったが操縦性は悪いタイヤではなかったと思う。
でも路面の食付きは、あまり好みではなく車体重量に負けている感じがあった。
それで..あれこれとタイヤ選択で悩んだが結局、ダンロップK300GPを
注文して取り寄せてもらった。

K300は、以前着けていた事があり、タイヤの信頼性は高い。
TT100GPにも心惹かれる部分があるのだが、今回は信頼性を選ぶことにした。
タイヤの取り寄せと交換は、地元のドライバースタンドを利用した。
料金はホイル持込で交換工賃とタイヤ処分料を入れて約2万9千円であった。
ネット販売などに比べると少し割高だけど仕方ない。
午前中に前後のホイルを外し、車体はジャッキで持ち上げておく。
午後一番にホイルを持ち込み交換を始める。
交換作業を見ていたが、慣れた感じで安心できる店である。
リアタイヤは簡単に交換できたが、フロントはアクスルシャフトが抜けずに
少々時間がかかるとの事であったので、リアだけ持ち帰り連絡を待つ。
2時間後、フロントの交換が完了したとの事で引き取りに行った。
相当苦労して外したそうで、苦労の跡が見られる。

これで前後が揃ったので早速取付けを行う。
リア周りはタイヤのハイトが高くなったので取付け難くなってしまった。
なんとか前後を交換して、調整を行い完了する。
おまけ作業として、取り外してあったステアリングダンパーを取り付ける。
このディトナ製のダンパーはフレーム側のブラケットが大きくてタンクに当たる。
仕方ないので、タンクの内側に薄いゴムを貼って防ぐことにした。
ダンパーの取付けも完了し外装を全て元に戻し、早速近所を試乗する。

K300は1984年頃に付けてた事がある。
当時の印象としては、ずいぶんと粘りつくタイヤで重めの走行感だったと思う。
純正に比べると軽快であったが、その後アローマックスに交換したときは
ずいぶんと軽快に感じたような憶えがある。
で..今回のK300GPは..やはり、 ジェグラよりは粘っこい感じがする。(-_-;
しかし、以前よりも吸い付きが穏やかになった感じがする。
少し減ってくれば、多少は落ち着くと思うけど、ジェグラのような軽快感は無いだろう。
まぁ、ジェグラは落ち着きが無かったと言えば言えなくも無いが..要は慣れだろうけど。

タイヤ交換も終わって心配もなくなった。
あとはフロントフォークオイルの交換をすれば、足回りの整備は完了する。
鬱陶しい梅雨の季節に細かい整備をすべて完了し、
梅雨開けには快調に走出せるようにしたい。

F:100/90-19V 57H

R:120/90-18V65H

新品に交換されたタイヤ
DUNLOP K300GP
路面への吸い付きは良好だが、
粘り付くようなハンドリング感。
ステアリングダンパーも再装着
無い方が軽快かもしれない

2003年06月02日

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